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ビジュアルノベル おわかね制作日誌 第2回「終わりの鐘が鳴る前に Chapter.2とは」

こちらの記事はChapter.1のネタバレもありますので、まずはChapter.1の紹介をご覧いただきゲームをプレイしてください。

Chapter.2の概要

3部作の2作目ということで物語も盛り上がりを見せます。
前作とは描くもの、作品としても大きく変えていきます。前回のような「青春!」というものだけではありません。
人間ドラマの要素を強くしており、恋愛というよりは主人公の生き方や考え方について重きをおいております。

テーマは「家族」

前回が「友情」をテーマにしているとすれば、今回は「家族」をテーマにしております。
家族といっても、よくある親子ものと違って兄弟姉妹のようなものです。
…と、書いていて思ったのですが、今作は長谷部兄妹、平野姉妹、今井姉妹と兄妹姉妹が多いんですよね。
それに後ほど記載しましが、ヒロインの菅野の母親も登場します。
それぞれの親子の描き方も見どころの一つになります。

Chapter.2メインビジュアル

新規要素の数々

前回の反省点として物語以外の作り込みが少なかったことを課題だと思っております。
ゲームであることをもっと考えていくべきだと思い、ユーザーが自由に選択できることを考え、フリーパートで行き先を決定して、その場所でサブシナリオを体験できるようにする予定です。それ以上にも新たな要素を追加してゲーム性を出せるように考えていきたいと思います。

あらすじ

秋の訪れ、過去と未来に、少年は立ちすくむをする。

長谷部涼平は失恋を乗り越えた「菅野雪乃」が望む、文化祭と修学旅行の成功を叶えるために、長谷部涼平は生徒会の手伝いをすることになる。
しかし、1年生から悪い噂をされて後輩からも誤解され、妹と喧嘩したりと思うように進まない。
そんな中で、涼平は昔の知り合いの「今井葉月」と再会する。
彼女から、涼平は過去の過ちを突きつけられる。
ピアノから向き合うことをやめた季節、涼平は過去と向き合うことを求められる。

魅力的な新しい登場人物

豊崎佳郁

涼平の後輩、生徒会の役員。
地元で有名な飲食店「とよさき水産」の娘。
幼い頃から声楽をやりたくて、親に勉強と両立を条件で我武者羅に頑張っている。曲がったことが嫌いで少し不器用だが、恋愛事には少し弱い。
頼まれると断れないタイプだが、それを自覚して直したいと思っている。
地元愛が凄く、商店街を盛り上げたいと考えている。
たまに店の配達も手伝っている。
生徒会の手伝いにくる涼平を菅野を泣かせた酷い人間だと誤解している。

菅野明乃

菅野の母親。
菅野が幼い頃に旦那が家を出てしまい、女手一つで育てている。
そのせいか、娘に寄ってくる害虫は駆除しないといけないという使命感をもっている。
万能に色々できるが、壊滅的な方向音痴で行きたい場所に行くことができないので、よく人に場所を尋ねている。
おっとりしているようで、腹黒い部分もある。
職業は謎。

今井智

涼平の中学時代のクラスメイトで、元恋人。
日高や戸松とも仲が良く、特にトラブルメーカーの涼平・戸松に対しては笑顔で毒を吐く。涼平とはピアノ教室も一緒で、ライバルであり良き理解者。
涼平が天才児であるなら彼女は異端児という表現があうピアニスト。
性格は温厚で、黒の綺麗な長い髪をしていて、日高曰く、人形の様な外見。妹のことが大好きで、ちょっと過保護だが外見とは裏腹に中身は大らかな部分もあり、ポジティブに物事を捉えるのが得意。

今井葉月

中学3年生で、涼平たちの中学時代の後輩でもある。
学力も高く、運動神経も良いのだが運動系の部活にもスカウトされるほどにレベルが高い。
少女漫画やドラマの恋愛に憧れていたり、ぬいぐるみがなかったら寝れなかったりと意外と乙女な一面も多い。
母親が幼い頃からいないため家事全般ができる。バイオリンの才能があり、涼平と同じく几帳面な演奏をすると智にいわれている。

今井陽介

智と葉月の父親。妻が他界してから、過保護になっているが娘バカである。ただ見た目がかなり怖いので、涼平など慣れている人以外からすると黙っているだけで圧迫感が凄い。
仕事がかなりできるので多忙を極めているが、娘たちが小学校を卒業してから仕事人間になる。
キャンプなどアウトドアが好きで、昔は長谷部一家たちと一緒にキャンプをしたりした。

森久保

涼平たちの先輩。
ナンパを生きがいにしていて、女の子をお持ち帰りするのを楽しみにしているゲスな性格をしている。
しかし、運動神経がよくルックスはいいのでモテる。
1年前の生徒会崩壊の原因を作った張本人で、そのせいか平野か菅野から毛嫌いされている。

そして、Chapter.3へ

最終章への伏線もChapter.2では多く存在します。
ただ、Chapter.2だけでも楽しんでいただける内容にもなっておりますので、ご安心ください。
この作品で本当に伝えたかったことが最後に届けばと思います。
2024年以降でリリースを予定しております。
次のシナリオの制作も開始されており、期待してお待ちいただければと思います。

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