秘色

ひそくとよみます。書きたいことを書く。 現実逃避のために本を読んだり、書いたり。

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ひそくとよみます。書きたいことを書く。 現実逃避のために本を読んだり、書いたり。

最近の記事

日頃の食生活が祟ったのか、胃が悲鳴をあげている。こんな時に限って文章がよく思いつく。

    • ここ最近忙しくしていて、なかなか更新ができませんでした... 気持ちも、物事も一段落したのでエッセイを2つ程出せたらいいなと思っております。

      • Extra Page🐾 来たれ、我が夏

        最近、玄関のドアを開けると夏の匂いがするようになった。空気はパキッとしていて、お洗濯物がよく乾きそうだ。信号待ちをしているだけで汗が滲む そんな朝。心なしか、いつもより肌を焼かれる感覚が一層強く感じた。なぜだろう。 気温がいつもより高いわけではないのに。 と考えていたらどこからともなくミーンミンミンと聞き覚えのある声が耳をくすぐった。 そうか。蝉の声が余計に暑さを煽っていたのか。 もう蝉が鳴く季節になったか と思うと同時に、 私の思考は3年前へタイムスリップした。 高校一

        • Page4.酔いに恋して 

          🐾お品書き こんにちは。あるいはこんばんは。 今日はBAR "shinineko"の店長として、 この筆を執らせていただきます。 さて、「酔う」と聞いて初めに連想されるものはなんですか...? 一番多い答えはおそらく、お酒でしょう。 大学生になって数か月、同級生たちが次々と誕生日を迎え、20歳にまた一歩近づいていくなかで存在が大きくなっていくお酒。 しかし、「酔う」のはお酒だけ。 ではありませんよね...? そこで、いろんな「酔い」を今回は ・テキーラサンライズ ・ハイ

        日頃の食生活が祟ったのか、胃が悲鳴をあげている。こんな時に限って文章がよく思いつく。

        • ここ最近忙しくしていて、なかなか更新ができませんでした... 気持ちも、物事も一段落したのでエッセイを2つ程出せたらいいなと思っております。

        • Extra Page🐾 来たれ、我が夏

        • Page4.酔いに恋して 

          Page 3 .愛に飢えた少女のお話

          昔々森の中にある小屋に、ある少女が住んでいた。 幼い彼女の眼にはきらきらと星が輝いていて、いつも世界は輝いて見えていた。 動物や植物はお話をしてくれるし、彼女にとって雲はふわふわと甘い綿菓子のようであった。 だが、少女はその幼い姿にそぐわず、 ”本物の愛”とはなにかを常に探していた。 夜になると必ず、自分という存在の意義、愛す、愛されるとはどんなものかをひたすらに考えた。 しかし、愛を知らない少女はいくら考えても 答えなどわからなかった。 少女はその孤独さに身を震わせて、

          Page 3 .愛に飢えた少女のお話

          Extra Page🐾星屑ノ願ゴト

          今日が七夕だということに気が付いて急いで筆を執った秘色です。 こんにちは(またはこんばんは) 急に書き始めて、七夕中に出したいと思ったので文章おかしかったり、特に面白みがないものかもしれませんが、お付き合い願いたいです。 七夕と言えば織姫と彦星が年に一度会うことが許されるというなんともロマンチックなイベントですが、それよりも現代に染みついているのは 人間が年に一度どんな欲を出しても文句言われない日ではないでしょうか。 お金が欲しい、彼氏彼女が欲しい、地位名声が欲しいなど

          Extra Page🐾星屑ノ願ゴト

          Page2.鞠とマフィンと夕焼けと。

          🐾よひらの花 雨、、、雨、、、雨、、、 偏頭痛がズキズキするいやな季節。 気分が落ちるいやな季節。 東京もいよいよ梅雨入り宣言が出て、 日に日に雨の日が増えてきた。 私は雨の日になると、低気圧の影響からか、 頭痛や立ち眩みがひどく、 考えることがより一層ネガティブになる。 そんなときは下を向いて歩く。 自分の靴に水滴が跳ね返るのしか見えなかった、 灰色の景色に、ふと色がついた。 コンクリートの道路の脇に紫陽花が力強く咲いていた。 こんなにも人の手が入っているのに枯れるこ

          Page2.鞠とマフィンと夕焼けと。

          Extra Page🐾 食わねば戦はできぬ

          深夜バイトがある日は夕ご飯を作る気になれない。 そんなことに時間を割くより私は仮眠の時間を大切にしたい。 という口実で私は週に2回ほど夕ご飯づくりをさぼる。月に自分で決めた食費の中で食材を買って、 その中で飽きないように献立を考えるのは容易ではない。 (世の料理をする方々には頭が上がらない) まだ新しい環境に慣れていないからか、胃がキリキリ痛む。優しい味のするものが食べたい。 冷やし中華、パスタ、チキン南蛮弁当と横に目線を映していく。 しかし、どれもパッとしない。 ふと、

          Extra Page🐾 食わねば戦はできぬ

          Page 1.

          🐾自己紹介(?) 私はとことん運が悪い。 バスや電車で変な人に絡まれるのはしょっちゅうだし、大切なものをなくしたり、車に轢かれかけたりするのなんかも日常茶飯事だ。 こんなのはまだまだ序の口。 極めつけは、今まで合格ラインに届いていた第一志望の大学が急に倍率が上がって見事に落ちてしまったことだ。 これにはさすがに参った。 母からは「受かると言ったじゃない」と怒号が飛んでくるし、親戚からは嘲笑されてさらに参った。 私は前世でどんな大罪を犯したのだろうか。 そんな、いつも大