見出し画像

価値の創造

SNSというツールが出来て一番の変化は、ブランディングのあり方だと思う。

それまでは従来のブランディングというのは大体はあくまで特定のブランドや会社等の知名度向上、認知度向上、イメージ付けを指していたが、SNSというツールが出来たことで、ブランディングは一気に個人の時代になった。

このブランディングの変化によって、マーケティングや提供するサービスが変わり、新しいプラットフォームもいくつも生まれた。

そしてSNS上で多くのフォロワーを持ち、影響力のある人物は「インフルエンサー」と呼ばれ、今やテレビで活躍する芸能人よりも稼ぐ事が可能な時代となった。

そこだけを切り取っていると、どこか遠い世界のように感じる人もいるだろうが、その波はもう我々の世界を取り込んでいる。

例えばインフルエンサーの中には最近まではごく一般的な学生や、サラリーマンだった人達も多くいて、何かのきっかけでバズった事によって一気にフォロワーを増やした人達も少なくはない。

ビジネスの世界も例外ではない。

いまや一流のビジネスマンはほとんど自身のSNSアカウントを持ち、そこで情報を発信して、多くのフォロワーを持っている。

有名どころでいうと、

ZOZOの前澤さん(元)や田端さん、ホリエモンこと堀江さん、サイバーの藤田さん等だろうと思う。

彼らはSNS上でも熱狂的なファンを多く持ち、人によっては自身の知見をオンラインサロンという形で、拡散し、その登録者も加速度的に増えていき、彼ら自身の知見をさらに多くの生徒や登録者達に確信する事で、優秀なサラリーマンや経営者を世に量産している。

すると、そういった考え方から取り残されているサラリーマンや企業は彼らに太刀打ち出来ずに淘汰されていく。

前述の田端さんの著書で「ブランド人になろう」という本があるが、この題名だけで、これからはセルフプロデュースが必要な時代だと提唱している事がわかる。

何が言いたいかというと、今からの時代は「SNSは若者の物」とか「SNSは興味がない」とか言ってSNSを軽視しているビジネスマンは企業の中に蔓延る老害の様に、新時代のサラリーマン達に相手にされなくなるだろうという事だ。

今の時代は本人の好き、嫌いにかかわらず、「会社員」としてではなく「個人」として何かを世の中に発信して行く事、そしてそれを多くの方に共感していただく事が出来るかどうかで自身の「価値」を高める事が出来るかどうかが図られる時代なんだ。

かくいう私もnoteを始めてみたものの、まったくフォロワーが増えず、セルフプロデュースという物の難しさを感じている一人である笑

だけど、それはこれからの時代に必要な能力だから、道が長いかもしれないが色んな先人達に学びながらなんとかしていくしかない。

だからもしSNSと距離を置いている人がいるなら、自分のペースでもいいから何かを発信して行くことをお勧めする。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?