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日々のあれこれ

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 大好きなあの方のライブへ。リリイベのときの暖かくて包み込まれるような感覚とは違う、自分の体内にズカズカと入り込んで侵食されるような、音が自分の身体から鳴る感覚にすらなった。音を浴びる、音に溺れるというのが正しいか分からない。とにかく今までに経験したことのない感覚だった。小さな箱(ライブハウス)の中で、私は確実に生きていて、これは夢ではないし、私の日常の一瞬ではあるけれど、何とも非現実的な空間。日常と非日常の間にいるってなんとも不思議な感覚ですよね。熱を帯びた音楽はとにかく素晴らしかった。日を重ねるごとに感動は薄まっていくけれど、「楽しかったなぁ」ってじわじわーっと温かくて、確実に日々の支えとなっている。当日、ライブで会った人と少しばかりお話をしたのだけど、連絡先を交換すれば良かったと後悔。お友達になりたかったなぁ。

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 出張先にて大学時代の友達と会う約束をしていたものの、仕事の都合で結局叶わなかった。仕事とかコロナとか、私たちを取り巻く環境は足並みを揃えて歩いてきたあの時とは違う。会えないと分かり宿泊先のホテルに帰る道で初めて、私は友達のために選んだプレゼントの重さに気づいた。「仕方ないよ、仕事お疲れさま」なんてかっこつけたけど嘘。ものすごーく会いたかった!!!!!

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 お気に入りの車もアクセサリーも全て私のために私のお金で買ったもの。誰かの趣味でもないし、誰かのプレゼントでもない。全て私が私のためにしていることなので。

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 私の大好きな芸人さんが嫌いな食べ物「マカロン」と向き合うという企画があった。「嫌いだとしても真正面から向き合う。嫌うためには最高峰のものを食べてから。」という謎ポリシーのもと、最高級と言われる有名店のマカロンを食べていた。食べたのち「うまい!!!」と感動し、別のお店でマカロンを買うほどに虜になっていた。それはそれは楽しく見ていたが、実は私も苦手なマカロン。全く同じものを食べてみたくなり、念願かなってようやく購入。
 一粒でケーキを食べたような満足感とのコメントに納得。見た目もころんとしてて可愛くて、並んでいるだけでわくわくする。濃厚なクリームの舌触りもそうだし、サクッとしてたり、ふわっとしてたり面白い食感、鼻に抜ける香りと、甘いだけじゃない深い味。この世の全ての美味しいと言われる感覚が一粒に凝縮している。食べてびっくり、美味しくて幸せすぎる。自分の好きなものを紹介する常套句として「これを知らないなんて人生損してるよ」などと言われるが、損してたのかも。いやいや、人生長いから。マカロンと出会える人生でよかったと思いましょう🥺🫶嫌いだと決めつけずに、向き合ってみると楽しいかもね。

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 研究室時代の同期と会議で会う。いつの間にこんなに大人になったんだ?かっこよくなっちゃって。嬉しいねぇ。遠方で当たり前のように会って、仕事の話して、そういやすっかり大人になったよね私たち。なんかいいよね。なんかね。


年末忙しいけどあと少し、頑張りましょう。

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