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この絵はこの物語から生まれました ──物語の世界をアートに [第86回]


森の娘 礒部晴樹・画


今回も前回[第84回]に引き続き、「緑の館」W.H.ハドソン からインスピレーションを受けたモチーフの作品です。
ただしどれも40年ほど前に制作したアクリル画です。
当初のモチーフ「神秘の森の娘」から、かなり変容したものもあります。


森と淵と娘 礒部晴樹・画


椰子と舟と人 礒部晴樹・画


夏の娘 礒部晴樹・画

上の2点などは、当初のモチーフからは変化し、「娘と樹、葉、舟」といったテーマになっています。
40年後の今も、このモチーフ、テーマが私の動力源となっています。


岸辺の樹と人 礒部晴樹・画


樹と河と娘 礒部晴樹・画


私の、
神秘、夢幻、静寂、といったものへの志向は、一生変わらないようです。
見果てぬ夢を追いかけて、日暮れの航海はどこまでいくものやら・・・

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