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自己紹介~HSPの方が活躍できる知識をお話していきます~

 こんにちは。ひろです。
 これからnoteの各記事で、「とても敏感な人(HSP)」が快適に生活し、活躍できるポイントを紹介していきたいと思います。

 私の記事で得られることは2つです。
① HSPの心の仕組みと、HSPが快適に生活できる環境をつくる方法が分かる。
② 仕事、お金、社会の仕組みを知り、HSPに合った向き合い方、対処法が分かる。


 「とても敏感な人(HSP)」とは、アメリカの心理学者エイレン・アーロン博士が提唱した概念です。
 最近は「繊細さん」とも呼ばれ、書籍やテレビでも紹介されて知られてきた感があります。
 アーロン博士の調査によれば、5人に1人の割合でHSPの人が存在するんだそうです。

 HSPの人は、敏感さのために様々な場面で生きづらさを感じています。
 人の機嫌が気になって落ち着かなかったり、周囲の人が怒られているのを見て、自分のことのように感じてしまったり。
 細かいことが気になって、仕事が前に進まなかったり。。
 「考えすぎ」「気の持ちよう」など言われて済まされてしまいがちですが、HSPの人にとっては生まれもった気質なので変えられず、苦しんでいるのです。

 私自身もHSPの当事者です。小学生の頃からいろいろな場面で生きづらさを感じ、何とかそれを解消しようと試行錯誤してきました。
 また、私はこれまで金融機関の人事として、長年採用、評価、研修、人事制度の構築などをやってきました。
 そこで社員の悩みと向き合い、様々な気づきを得てきました。
 そこで、HSPの人たちが職場に溶け込むことの難しさを肌身に感じていました。
 そしてHSPの人の考えの深さ、他者への配慮の深さなど可能性も感じていました。
 敏感さが原因で職場の人間関係に悩み、積極さを失ってしまう人。それまでお客さまと良い関係をつくり評判だった新入社員が、上司の無配慮な一言に傷ついてしまい、結果お客さま対応が出来なくなってしまうなど。

 社内では、自己責任の名の下に負担を誰かに押しつけて、自分自身は、声の大きさと立ち回りの良さを武器に良いポジションに落ち着く人がたくさんいます。そういった状況が、HSPの人たちの悩みを更に大きくしています。
 沢山のHSPの人たちが悩みを抱えていました。そして心身の健康を損ない、結果辞めていったのです。
 私はその時、人事担当者として本当に力不足を感じました。どうにかしてあげたいのにどうしようもない無力感。

 しかし、それが今の日本の会社社会の現実です。硬直した組織や社会の中で、HSPの人たちは、厳しい状況におかれてしまっています。
 残念ながらこれはすぐには変わらないと思います。でも、出来ることがあるのです。HSPのための必要な知識とスキルを身につければ、快適に生活出来、社会で存在感を発揮することが出来るのです。
 幸いにも、HSPの人に特化したスキルや知識が紹介され始めています。
 例えれば、これまでは既製服しかなくそれが似合わなくて自分を責めていたようなものです。
 しかしこれからは違う。自分に似合うオーダーメイドの服を着て、自信をもって街を歩ける。HSPの長所を最大限に活かして、成果をあげることが出来るのです。
 そういったHSPの方のためのオーダーメイドの知識やスキルを紹介し、自信をもって行動してもらいたいのです。

テーマについて

 これから扱うテーマは4つです。
「セルフマネジメント」、「お金」、「働き方」、「社会の仕組み」です。

 この不確定な時代・社会の中では、置かれた状況を冷静に把握し、判断することが大切です。
 そのためまずは自分をコントロールする方法、「セルフマネジメント」を身につけるのです。
 自分を常に良い状況に保てるかが鍵なのです。
 特に周囲から影響を受けやすいHSPの人にとっては大切な力です。

 特に私が紹介したいのが、「自分を保つセルフマネジメント」です。
 元金融機関人事の私が、成果をあげる人の行動やメンタルヘルスの知見などを元にまとめたHSPの方のためのスキルです。
 スマホアプリを使い簡単に自分の感情や行動を整えて、HSPの皆さんの中にある大きな力を引き出します。

 次に「お金」について。
 日本では特にお金について語ることがタブーとされがちです。
 お金を稼ぐことを語るのははばかられるような雰囲気です。
 それなのに自己責任を求められてしまう。だから、みんな今の生活をいかに守るかを必死で考えています。
 不安に感じ、必死に考えているからこそ、その不安に乗じて安易なもうけ話などが入り込み、騙されてしまうのです。
 今こそ、お金についての基本的知識、お金の捉え方、不安との付き合い方が大切なのです。

 こちらにマガジンとしてまとめています。

 また「働き方」についても知識が必要です。
自分らしい働き方を望んでも、旧態依然とした働き方を会社から強制されます。
特にHSPのように周囲に影響されてしまいがちな人は注意しないといけません。
 それに対するには、日本での労働の仕組みを知ることです。その中で自分がどう立ち回るか戦略を考えるのです。
 就職活動、入社後、ライフイベントで陥りがちなトラブルとその対応について私の知識と経験からお話したいと思います。

 そして最後に「社会の仕組み」です。
 日本の社会の仕組みは特殊であり、特徴的です。ウチとソトの考え方。空気に左右される。同調圧力など。
 日本の会社は終身雇用制をとり、社員を囲い込み育成していくことで、存続してきました。外部からの変化に弱く、排除の論理が働きます。そのため、マイノリティは足かせになり、排除の圧力と常に戦わなければなりません。HSPの方も、その中で常に戦っておられるのです。
 だから、この日本の社会の仕組みにを十分に知るのです。上手く立ち回る人は日本の仕組み・特徴を理解し、利用しています。我々もそれを知り、上手く活用していきましょう。

まとめ

 これから日本は変化の大波にさらされます。既に変化の波は届いていて、人々は右往左往しています。
 これまで恩恵を受けていた人たちが危機、不安を感じたとき、その負担は必ず弱い人、マイノリティに向かいます。
 これまで生きづらかった人たちが更に厳しい状況に追いやられるのです。

 しかしこの大きな変化を先に理解し、それに上手く立ち回ることにより、状況を逆転させる可能性があるのです。
 HSPの特徴である誠実さ、慎重さ、視野の広さ、共感力の高さがこれからの社会で十二分に活かせるのです。
 この変化の時期を乗り越えていくためにも、HSPの皆さんに記事を読んでもらい、少しでも快適な生活を送る助けになれば嬉しいです。

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