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DaiGoさんの炎上発言に思うこと。

「自分にとって必要のない命は、僕にとって軽い」

(ホームレスは)「いないほうがいい」「犯罪者を殺すのと同じ」

メンタリストのDaiGoさんが、YouTubeライブにおいて生活保護受給者やホームレスの人たちに対する自身の価値観を開陳して、多くの批判を浴びている。DaiGoさんは批判を浴びてからも、「僕は個人的に思うので、そう言っただけなので、別に謝罪するべきことではないと思いますよ。みんなも言うでしょ?『あいつ死んだほうがいいのに』とか言うでしょ。同じよ」などとコメントしており、ネット上の怒りにさらなる燃料を投下する結果となっている。

DaiGoさんのこうした言説については、「優生思想に直結する」「ヘイトクライムを誘発する」など、これまでに多くの方々が抗議や批判の声を上げており、人権があからさまに軽視された発言に対して提示されるべき論点は、すでに出し尽くされた感がある。故に、いまさら私がなぞることにそこまで意味を感じていない。

だからこそ、今回の記事ではまったく別の観点からDaiGoさんの発言について向き合ってみようと思う。

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「乙武洋匡の七転び八起き」
https://note.com/h_ototake/m/m9d2115c70116

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