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とある駐車場で出会った「仕事ができる人」から学んだこと。

みなさんは、「仕事ができる人」と「仕事ができない人」、どちらになりたいですか?

もちろん、そう聞かれれば誰だって「仕事ができる人」と答えることと思います。ところが、「仕事ができる人」の定義って、はっきり言って人によってまちまちですよね。

誰も思いつかないようなアイディアを出せる人。

みんなが嫌がるような仕事を率先してする人。

細かな点に気がつく人。

単純な作業を地道に続けられる人。

パッと思いつくだけでもこれだけ挙げられますが、先日、「この人は仕事ができるな」と思える人に出会ったんです。

その日は、あるイベントに登壇するため、都内の複合ビルへと向かっていました。開始1時間ほど前に会場に到着し、車は地下の駐車場へ。イベントの主催者にあらかじめ申請しておいたので、私たちの車はエレベーターに近い平置きの場所に停車ができるはずでした。

ところが話がうまく伝わっていなかったようで、駐車場のスタッフの方が困惑しています。彼はリストを見ながら、こうつぶやきました。

「すみません、こちらに申請が届いていないので機械式のほうになってしまうのですが……」

重さ100kgある電動車椅子を乗降させる関係で、やはり平置きの場所のほうが便利ではあるのですが、機械式だからと言って停められないわけではありません。私とマネージャー(キタムラです!)は「わかりました」と言って、車から降りようとした、そのときです。

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「乙武洋匡の七転び八起き」
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