今後も特別支援学校は増やすべきなのか。
「特別支援学校」と検索窓に記入して、ニュース検索をかけてみてほしい。そこには、特別支援学校に関するニュース記事が羅列されるはずだが、ある共通点に気づくはずだ。
他にも、「教室不足」「新設を要請」「プレハブで授業」といったワードがちりばめられたニュースを見つけるのには、さほど苦労しない。これらのニュースは、あきらかに特別支援教育に対するニーズの高まりを表している。
だが、なぜなのだろう。2つ目のニュースのタイトルにもあるように、なぜこの少子化の時代に、特別支援学校に通う子どもたちの数は増え続けているのだろうか。
この問いと向き合っているとき、私は先日訪れたあるフリースクールのことを思い出していた。なるほど、もし私の仮説が当たっているとするなら、私は「これ以上の特別支援学校の増設には反対!」と主張しなければならないのかもしれない。
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