落語家に高座で謝らせてしまった日のこと。
落語にハマって、もう10年以上になる。
どんなきっかけでハマったのか、どんなところに魅力を感じているのかについては別で記事を書いているので、そちらをご参照いただきたい。
緊急事態宣言が出ていた間は、寄席も休業を強いられるなど苦戦が続いていたが、感染者数の激減とともに最近は再び活気を取り戻してきた。私も先週は上野にある鈴本演芸場で大いにリフレッシュさせていただいた。特にトリを務めた柳家喬太郎さんの『任侠流山動物園』はあまりにバカバカしくて、心の底から大笑いさせてもらった。
そんな幸せな時間に浸っていたら、数年前に訪れた落語会でちょっと冷や汗をかいた出来事を思い出してしまった。なんと、私が高座に上がったある師匠に謝らせてしまうという“事件”があったのだ。
あれは、たしか3年ほど前のことだったと思う。
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「乙武洋匡の七転び八起き」
https://note.com/h_ototake/m/m9d2115c70116
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