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~個人事業主にクレドが必要な理由と作成方法~

個人事業主にもクレドが必要な理由。
ズバリ!乱気流のように変化が激しい時代の影響だと捉えています。
土の時代では、過去のデータを正確に分析すれば未来が予測できた。
その予測はある程度読み通りになりました。

今は風の時代。
いつ吹く方向が変わるかわからない。
やみくもに変化についていこうとすれば自分を見失う可能性があります。
変化の都度ブレてしまったら迷路にハマりますね。

多くがやり方から入るからでしょう。
やり方の前にあり方を決める。
ブレない自分の軸を定める。

自分の想いを明文化し、迷った時や悩んだ時に立ち止まって振り返るのがクレドと呼ばれる自らの信条。
いつでも見れるようにそばに置いておきます。

今までは企業が中心だったこのアイデンティティーを個人も求め始めたということではないでしょうか。
特に今年は年初から不測の災害が続いたせいでしょうか。
1月から立て続けにオファーや問い合わせをいただいています。

それでは、僕がサポートする場合のクレドの作成方法を順番にお伝えしていきますね。
クレドは3つの項目から成り立ちます。

  • ミッション…「なぜ、何のために、何をするのか」という事業の存在理由、使命。

  • ビジョン…「ミッションを実践していく中で、自分や関係者が未来にどうなりたいか」というゴール、到達点。

  • バリュー…「ミッションに沿ってビジョンを実現するには普段どんな価値観で行動するのか」という行動基準。

*作成手順

  1. 対話の中で、現在に至るその人の背景や経緯を教えてもらい、大切にしている想いを汲み取ってお伝えする。

  2. その上で、「なぜ、何のために、何をしたいのか」「その結果、自分や関わっている人たちがどうなりたいのか」を起点に言語化の提案をする。<リモートで対話>

  3. 自分自身の想いをどんな形でもいいから書き出してもらう(なぐり書き、箇条書きOK)。<メール等でやり取り>

  4. 書き出した想いをこちらで整理し、まずミッション・ビジョンのイメージ文章をつくる。<メール等でやり取り>

  5. イメージ文章を基に、ご自身の言葉に変換してもらう。<メール等と対話併用)

  6. 対話の中で、今まで明確にならなかったご自身の想いを言葉にするシミュレーションをしながら肉付けしていく。<対話とメール等併用>

  7. ミッション・ビジョンが完成。<リモートで対話>

  8. ミッション・ビジョンの両極をつなぐ価値観を表わす普段の行動基準(バリュー)の作成に入る。<メール等でやり取り)

  9. 書き出したバリューを同じように肉付けして完成。ミッション・ビジョンの後にバリューをつくると速いです。<リモートで対話>

  10. 最後に、ミッション・ビジョン・バリューに一貫性があり整合性が取れているかを確認。<リモートで対話>

リモート対話とメール等でのやり取りが各3~4回程度必要ですが、ご自身が腹落ちするクレドが完成します。
所要期間は1ヶ月くらいです。
考える時間も含めてある程度手間暇をかけたほうが心に沁み渡るものになると思います。
上記の3~4回の対話とは別に、初回のご相談は無料で行っています。
必要と思う方はコメントください。



最期までお読みいただき有難うございます! これからも【人としてのあり方とやり方としての戦略】に特化して情報発信していきます。 記事内容向上のためにも感想等をいただければ嬉しいです!