冬の信州塩尻に遊ぶ旅 ぶり雑煮とそば打ちでやっぱり食欲は止まらない編
冬の信州塩尻に遊ぶ旅、昨日アップした奈良井宿アイスキャンドル祭りにロマンティックと食欲が止まらない編の続き。
朝は信州のぶり雑煮
全国津々浦々それぞれ特色のあるお雑煮があると思うけれど、信州でいちばん有名なお雑煮と言えばぶり雑煮(たぶん)。
出世魚のぶりは信州のお正月の定番食材。今回はぶりの他に、芹、かまぼこ、人参、玉子焼き、菊芋、昨日ついた丸もちを煮餅にしてお雑煮に。
宴会の後、遅くまで呑んだくれていた身体にしみわたりますなー
みなさんにも好評で良かった。
鍋の前でお代わりに並ぶ列は、まるで小学校の給食。
ソフト麺食べたい。
朝の奈良井宿
ご飯を食べた後は、朝の奈良井宿をおさんぽ。
冬の平日ということもあって人もまばら。
冬の澄んだ空気が心地良い。
アイスキャンドルの名残。
子年にちなんだものも多くあった。
あなたはもしや……世界的に有名なあのネズミ様ですか??
そば切り故郷でそば打ち体験
奈良井宿の二つお隣の宿場、本山宿はそば切り発祥の地として全国のそば通には知られたところ(たぶん)。
それまでは団子状に丸めて食べていた蕎麦を、現在のように延ばして麺状に細く切ったそば切りは、この本山宿から広まっていったそうだ。
今回そば打ち体験をお願いしたのは本山そばの里という、蕎麦農家のお母さんたちが切り盛りするお店。
使っているそば粉は、そのお母さんたちの畑で取れたもの。
こね鉢に出して混ぜているだけ、瑞々しい蕎麦の香りが部屋を満たす。
超真剣。この時ばかりはみんな無言。
ちなみに、今回の参加者にパスタも作るイタリアンのシェフがいたのだけれど、粉と水を混ぜ合わせる水回しの時点で先生から絶賛されていた。
正体を明かして先生も納得。
そして蕎麦を切らせたらこの細さ!
裏メニューにお蕎麦が出てくる日も近いです!(たぶん)
出来上がったお蕎麦はチームごとに分けて茹でていただく。
我がチームのお蕎麦も、見た目はイタリアンシェフチームに負けてない……気がする。
味も最高!
口に入れた瞬間に広がる蕎麦の香りと少しだけざらっとした喉越しが良かった。
今回は初心者向け、二八よりも若干小麦粉多めで打ったのに、お蕎麦が短く切れてしまった。手早さが足りなかったかなー
そば打ちは奥が深い。
天ぷらの盛り合わせも、地元のものだけで見繕ってお願いした。
一番右の奥にあるのは、まさかのりんご天。
りんご天……。
天下の奇景しだれ栗
続いて訪れたのは、国の天然記念物にも指定されているしだれ栗が自生するしだれ栗森林公園(わかりやすいネーミング!)。
グニャグニャ曲がった枝のしだれ栗が自生する一帯はまるでハリーポッターの世界。
その枝ぶりがよく見える冬こそがベストシーズンだと思うのだけれど、寒いので地元の人もほとんど来ない穴場スポット。
絶景の露天風呂 崖の湯温泉 薬師平茜宿
旅の最後はアルプスを望む露天風呂が楽しめる崖の湯温泉 薬師平茜塾へ。
お腹もいっぱいだし、眺めも良いし。
温泉に癒されて最高の旅のシメでした!
ちなみに、写真は敷地内にあるドッグランからの眺め。
15m×50mくらいの広いドッグランで、同行のお犬さまたちもはしゃぎ回って大満足。
月並みだけど、あっという間の二日間、大きな事故もなく無事に旅を終えることができたのもご協力くださった皆様のおかげです。
ありがとうございました!
今回参加してくださった方も、残念ながら今回は参加できなかった方も、またの機会に信州でお会いできることを楽しみにしています。
アリヴェデルチ! チャオ!
1日目のようすはこちら:奈良井宿アイスキャンドル祭りにロマンティックと食欲が止まらない編
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