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虚構日記2023/11/13

運転免許の更新に中央警察署に行く。
事前にオンライン講習を受けていたので手続きは簡単だった。
写真を撮ってできあがりを待つ時間だけが長い。
それでも免許を受け取るまで40分ぐらいだった。

警察署を出ると下校の時間帯だったのでひさしぶりに制服JKを見る。
制服JKは現実に存在していた。
あまりジロジロ見ると、警察署に呼ばれることになりかねないので自重する。
これぐらいの年代の子どもがいても当然の年代だし、あと数年したら孫世代になる。
おじさんからおじいさんに進化するのだ。
おじいさんの先はなにに進化するんだろうか。
生き仏か。
仏になれたらそりゃたいしたものだ。
制服JKを見て、感心しているようではまだまだなれそうにないが。


ミスドでポケモンドーナツを買う。
そういや、半年前ここで酔ってナタを持って捕まった自称酒の悪魔はどうしているのかな。
保釈されて裁判ではずいぶん反省してたというから、これからはいい人生になればいい。
他人の人生を応援する余裕はないが、年を取ると若者に勝手に期待してしまう。

そういや、僕にも期待されていた若者だった頃があった。
あの頃の自分は年長者の話を余計な世話だとか、だったら言葉じゃなく金銭的に支援してくれとか、あんたの自慢話をただで聞くのかとかそんなことを思いながら話を聞き流していた。
ろくなもんじゃないな、まったく。

帰宅して、新しい免許を見ると赤い字で大きく怠惰と書かれていた。