冷狸

札幌。 大人から子どもまで安心して読めるお話を書いています。

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マガジン

  • カップ焼きそばを3週間食べ続けた日記

    2018年、文学フリマ札幌に新刊を出そうとするも間に合わなかったのでカップ焼きそばを食べ続けた日記を出しました。

  • かます!ゲーム万歳日記「ペルソナ5ロイヤル」編

    2021年4月30日~5月18日 「ペルソナ5ロイヤル」をクリアするまでの日記です。

最近の記事

KANさんのことを書いては消してを繰り返して、書いてもちょっとまとまらないのでやめます。35年前、STVでお見かけしたのが最初、4年前のライブ終演後にご挨拶したのが最後になりました。僕にとっては深夜のラジオプリンスでした。ありがとうございました。

    • 虚構日記2023/11/14

      今日は三ヶ月に一度の病院の日。 わざわざ出向いて、金を払って紙コップに入れたおしっこの説明を聞きにいく日だ。 おしっこで身体の調子がわかるのはなんとなくそうかなと思うけれど、うんこで大腸がんがわかるというのはどうも信じられない。 名前を呼ばれるのを待っていたら、耳の遠い老人が頻尿なのでおむつをしているということを訴えていた。看護師が聞いているのは朝、薬を飲んできたかの確認なのでまったく話がかみあっていない。 どの仕事もいろいろ大変だなと思っていたら自分の名前が呼ばれた。

      • 虚構日記2023/11/13

        運転免許の更新に中央警察署に行く。 事前にオンライン講習を受けていたので手続きは簡単だった。 写真を撮ってできあがりを待つ時間だけが長い。 それでも免許を受け取るまで40分ぐらいだった。 警察署を出ると下校の時間帯だったのでひさしぶりに制服JKを見る。 制服JKは現実に存在していた。 あまりジロジロ見ると、警察署に呼ばれることになりかねないので自重する。 これぐらいの年代の子どもがいても当然の年代だし、あと数年したら孫世代になる。 おじさんからおじいさんに進化するのだ。 お

        • 虚構日記2023/11/12

          これといってやめる理由もないので虚構日記を続ける。 読む人がいるのなら書き続ける理由にはなる。 昨日風呂に入りながらできていた日記の構成が全部消えている。 すぐに書いておけばよかった。 でも、すぐ忘れるようなものだったのだから、すぐ思いつくようなものだったのだろう 思い出した。 ニュースを見ることを決めた話だ。 できそこないの世にも奇妙なっぽい話を書く。 友達と進撃の巨人の話をLINEではじめたが、おたがい「おもしろかった。また最初から見たい」ぐらいしか言うことはなく

        KANさんのことを書いては消してを繰り返して、書いてもちょっとまとまらないのでやめます。35年前、STVでお見かけしたのが最初、4年前のライブ終演後にご挨拶したのが最後になりました。僕にとっては深夜のラジオプリンスでした。ありがとうございました。

        マガジン

        • カップ焼きそばを3週間食べ続けた日記
          4本
        • かます!ゲーム万歳日記「ペルソナ5ロイヤル」編
          20本

        記事

          虚構日記2023/11/11

          初雪の札幌。 肉が食べたくなったので焼肉ランチに出かける。 副店長のネームプレートをつけた男に入口の名簿に名前を書いて待っててくださいと言われる。 誰も待っている人はいないのに書けというのか。 目の前の空いている席は僕を案内できない席なのか。 不満を隠して言われた通り名前を書いて椅子に座って待つ。 もしかするとキレる老人がキレる理由はこういうことなのかもなと勝手に納得する。 三分ぐらい待ったら、「1名様でお待ちの冷狸さま、どうぞ」と副店長に案内される。 すぐ側にいるんだか

          虚構日記2023/11/11

          虚構日記2023/11/10

          月曜から見始めた「進撃の巨人」The Final Seasonを見終わる。35話。 完結編後編は日曜夜に放送されたが、どうせならとファイナルシーズンを最初から見ることにした。 ファイナルシーズンが始まって完結編まで3年。 途中総集編もあったけれど、話が飛んでいるとこがある。 どうせならちゃんと見たほうがいい。 そもそも地ならし発動のあたりの記憶があいまいになっていた。 見終わるまで周囲と連絡は控えていた。 挨拶がわりに進撃見た?となるのはわかっていたので、見終わるまでリア

          虚構日記2023/11/10

          虚構日記2023/11/09

          ニュースを毎日観ることにした。 総理大臣のフルネームを漢字で書けないし、イスラエルがなんで戦争しているのかもよくわかっていない。 なにもよくわかっていないのだ。 なのに、わかったふりをしている。 子どもたちに質問されてもろくに答えられない大人になっている。 答えられないだけならまだいい。 まちがったことを他人に話したり、ネットに書き込んだりする人が多すぎる。 虚偽の風説の流布はよろしくない。悪意がなければ許されるというものでもない。 こういうこと書くと、正しいことしか言っ

          虚構日記2023/11/09

          虚構日記2023/11/08

          仕事帰りにキムチの自動販売機でカクテキを買った。 過去二回、カクテキは売り切れていて買えなかったのだ。 大根のキムチのことをカクテキだとずっと思っていた。 ただしくは大根を角切りにしたキムチのことで、角切りにしていなければカクテキと言わないそうだ。 そこまで知らなかった。 いや、知っていたのかもしれないけれど忘れていたのだろう。 サロンのSさんにおすすめされてから食べたかったカクテキだ。 今夜はカクテキを酒の肴にビールを飲もう。 帰って、袋の中身を見た。 ラップに包んだ

          虚構日記2023/11/08

          虚構日記2023/11/07

          狸小路のガチャガチャ専門店に行った。 もとはドラッグストアだった2階建ての店舗にはびっしりとガチャガチャが並んでいる。 人気アニメからどのへんに需要があるのかわからないものまで、とにかくいろんなものがある。小さいものが好きな人にはたまらない場所だろう。 二階の奥に「眼」のガチャがあった。 いまどき珍しい100円ガチャだ。 1500円のガチャすら出てきているから100円で回せるというだけで貴重だ。 財布には100円玉が2枚入っていた。 眼に興味はたいしてないが100円なら別に

          虚構日記2023/11/07

          虚構日記2023/11/06

          仕事の打ち合わせで先方の事務所へ。 事務所といっても賃貸のマンションだけれど、仕事部屋を借りるぐらいの収入があるのはうらやましい。 挨拶もそこそこに愚痴がはじまる。 この人は愚痴と陰口を言わないと仕事の話をはじめるつもりがない。 今日の愚痴は新しく上の階に引っ越してきた男が迷惑をかけているというものだった。 どんな迷惑なのかと聞いてみると、挨拶してもまともに返事をしないという。 そりゃ、いまどきサングラスとオールバックのおじさんが堅気の人だとは思われなかったんじゃないか。

          虚構日記2023/11/06

          虚構日記2023/11/05

          深夜2時に仕事の書類をポストに投函しに行った。 明日起きてから投函してもよかったのだけれど、午前の集荷に確実に間に合わせたかったし、投函するために早起きするのも嫌だった。 日曜の真夜中は人も少ない。 待機しているタクシーの数もまばらだ。 静かな夜の街は好きだ。 きっと人が少ないセカイが好きなんだろう。 ポストに封筒を入れ、帰ろうとするとバスターミナルの前に男が立っていた。 夜闇に青白い顔が浮かんでいる。 細い男だ。若いのか若くないのかよくわからない。 そんな男がただ、立

          虚構日記2023/11/05

          虚構日記2023/11/04

          ダイソーに請求書を買いに行く。 インボイスうんたらで請求書を提出しろというのだ。 面倒くさい。 インボイスで余計な書類が増えるというのはこういうことか。 請求書の近くにエンディングノートが売っていた。 自分が亡くなった後始末に連絡先などを書いておくやつだ。 突然亡くなった先輩たちの顔が浮かぶ。若すぎると言われてもいつ亡くなったとしてもおかしくない年齢になっている。 こういうのも用意しておいたほうがいいのかな。 たしかにネット関係の手続きとかはパスワード含めて書いておかないと

          虚構日記2023/11/04

          虚構日記2023/11/03

          好きなホラー作家のインタビューを見ていた。 好きなのにこの作家さんの本は手元に一冊もない。 25年ぐらい前に貸したまま帰ってきていないのだ。 借りパクされたというやつだ。 ZIGGYのCDやプレステの闘魂列伝も借りパクされたことがある。 だから、人に物は基本貸さない。 貸すぐらいならくれてやるか、売る。 本を貸したのは当時務めていた会社の同僚だ。 僕は事務で彼は営業だった。 年も近く、酒好きで映画の趣味もあったので職場近くの居酒屋でよく飲んだ。 飲んだあとは僕の部屋に移動

          虚構日記2023/11/03

          虚構日記閑話休題

          課題の虚構日記もようやく1カ月になる。 次の課題はまだ見ていない。 明日からなにを更新するかは決めてないけれど、いま自分がなにを書きたいのかは整理しようと思う。 これといったテーマもメッセージもない。 伝えたいことなんて別にない。 主義も主張もない。 そこそこおもしろければそれでいい。 トイレに入っている間、 バスや電車が来るまでの間、 ごはんを食べ終わった後の昼休み、 授業の合間の10分休憩に、 晩ごはんの煮物が煮える間、 半身浴をしている間、 寝付く前の布団の中で

          虚構日記閑話休題

          虚構日記2023/11/02

          今日もフードコートにテーブルを直すおじさんがいた。 テーブルと椅子をガタガタと音を立ててまっすぐにしているが、そこまで神経質にこだわるわりには音には無頓着なようだ。 この人はフードコートに来るたびにうどんとコーラを頼み、執拗にテーブルを直しているのか。 なんの仕事をしているのか、していないのか。その大きなリュックにはなにが入っているのか。 興味はあるが話しかけたいとは思わないし、彼とリアルな交流は望んでいない。 おじさんもこの町に住む愉快な人のひとりだ。 遠くから眺めている

          虚構日記2023/11/02

          シノパと僕と虹の山

          オンラインゲームでホド星人の彼女ができた。 彼女の名前はシノパ。 百年ぐらい前から異星間恋愛も珍しくなくなってきたが、まさか自分もとは思わなかった。 言葉が伝われば星籍も種族もあんまり関係なかった。 ましてや地球人は先の大戦で人口が激減したから異星移民を積極的に受け入れているし。 ホド星人は地球人に近い姿をしているので人気の恋愛種族だ。 外見は肌の色が青くしっぽがあるぐらいの違いしかない。 会話は通訳機があるのでなにも問題ない。 僕たちは毎日のようにゲームの中で話している

          シノパと僕と虹の山