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サッカー選手のモチベーション維持って?

SNSでサッカー選手のモチベーション維持ってどうしているんですか?と質問をいただいたので紐解いてみたいと思います。


そもそもモチベーションとは?



モチベーションとはコンフォートゾーンに戻る力のことです。
ですので、モチベーションとはあげるも下げるもなくって感じが前提です。
ちなみにコンフォートゾーンとは、すごく簡単にいえば居心地の良い空間のことです。
このまま状態でいいやっていうなら、このままの状態のコンフォートゾーンに戻る力のモチベーションが働きますし、いや、自分は日本代表になるんだというコンフォートゾーンであるならばその力が働きます。どちら側に臨場感があるかが鍵です。

モチベーションが下がる要因は?



下がる要因は
①試合に出られない
②メンバー外となってしまう
モチベーションが下がるとはつまりコンフォートゾーンが①②を受け入れている状態ということです。いや、自分は日本代表になるんだ!という状態がコンフォートゾーンなら今の①②の状態は受け入れられないでしょう。
ただ、私は①②ともに存分に経験していました。どうなってもいいや。よしお酒に逃げようと適当にすごしてしまうこともありました。
逃げたままであればきっとクビになります。プロサッカー選手の世界から脱落となります。

向上するしかないに至る



そして結局ここに至ります。
そうなんです、適当に逃げても全て自分に跳ね返ってきます。その結果クビになり、この世界からいなくなるだけです。
選手は個人事業主です。自分の責任なんです。

課題の分離力がある。



とはいえ、自分の責任ではあるものの試合では11人しかでられません。(11人も出られるともいえますが。)
試合でも自分とは関係ない範囲で負けることも多々あります。とはいえ集団競技のため何かできたのにと自分ごととなることは大切ですし、そう思ってもいました。
ただ試合のメンバー11人は監督が決めます。どれだけ自分が準備してパフォーマンスがいいと思っていても最終的にはきめるのは、自分ではないんです。
調子がいいといっても試合に出られない時はどうしたらいいのか?
そこで課題の分離です。
課題の分離とはアドラーが言っていいることです。
詳しくはアドラーの嫌われる勇気をご覧ください。
試合のメンバーに選ばないのは監督の課題です。
自分はある意味淡々とやれることに集中する。もちろん悔しさはあるものの、
私の好きな映画のタイトル、冷静と情熱の間のようなイメージです。

結論としては
サッカー選手は課題の分離力がある。
選手個人が高い目標設定(日本代表になってやる)であればモチベーションは下がらない。(下がるという言葉も違いますが)
ただ試合に出ないと目標に辿り着けないので、そこにギャップが生まれる。もちろんクビになることもある。もんもんとしてどこかにぶつけたくなる。ぶつけるなる自分に。
だからこそ課題の分離力で淡々と将来の状態を実施するのみ。
冷静と情熱のあいだで。

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