初田真也

サッカー選手9年間(水戸・讃岐・琉球・秋田)→星野リゾート→教員免許取得で星槎大学(2…

初田真也

サッカー選手9年間(水戸・讃岐・琉球・秋田)→星野リゾート→教員免許取得で星槎大学(2021無事取得)→現在山口県のJ2サッカーチームで新たな挑戦。

最近の記事

(52)エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」

エフェクチュエーションを発見し、提唱したのは現在米国のバージニア大学ダーデンスクールでアントレプレナーシップの教授を務めるサラス・サラスバシーという経営学者です。 【エフェクチュエーションの5つの原則】 まず、熟達した企業家には、最初から市場機会や明確な目的が見えなくとも彼が既に持っている「手持ちの手段(資源)」を活用することで「何ができるか」というアイデアを発想すると言う意思決定のパターンが見られました。 このように「目的指導」ではなく、「手段指導」でできるかを発想し着

    • (51)こうして顧客は去っていく

      【実体験に基づUGCが経済を動かす】 これまで以上に、多くの人が評価しているものや、サービスに価値を感じる心理効果、いわゆる「バンドワゴン効果」が働きやすくなっています。 「悪事千里を走る」が加速するネット社会 1人の客に嫌われる事は、あと250人の客にられることだ これは、世界ナンバーワンのセールスマンとしてギネス記録に認定されているアメリカのジョー・ジラードの言葉です。  【イマドキ消費に広告効果は限定的】 美辞麗句が並べられた広告に消費者振り向いてくれなくな

      • (50)「変化を嫌う人」を動かす

        【魅力的なアイデアが成功しない理由】 「燃料」と「抵抗」の戦い ・魅力の増大ばかりに注力する人々 人々に新しいアイディアを受け入れてもらうにはどうすれば良いだろうか。 マーケティング担当者、イノベーター、経営者、活動家など、変化を生み出すことを仕事にしている人の多くは、深い思い込みのもとに行動している。 その思い込みとは「魅力の法則」と呼ばれるもので、人々を説得して新しいアイディアを受け入れてもらうには、アイディアそのものの魅力を高めるのが1番の(そしておそらく唯一の)方法

        • 2023年、学び体得したこと。

          環境を変えなくても、人が(周囲)変われば、そこには変化が生まれます。 その変化の中で2023年レノファ山口で私が個人的に感じ、受け止め、受け入れ、手にしたスキルをお話ししたいと思います。 ①圧倒的に大切だと気づいたスキル1 それは「素直さ」です。素直については参考にこちらのサイトをご覧ください。 ※、松下幸之助著『素直な心になるために』(PHP研究所刊) 素直なんて、今更かい!ですが。 説明します。横道に逸れた説明です。お付き合いください。 慣れ親しんだ場所、または慣れ

        (52)エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」

          有言実行のコツは?

          知り合いから「有言実行のコツは?」を聞かれたので私なりに文章にまとめてみます。 有言実行とは言ったことを必ず実行するということなのですが、結論というかまずもって、やりたくないなら言ったとてやらなくてもいいということ。 言ったからやらないといけないというのは体に悪いです。 それが前提ではあるものの、他者から見た私は有言実行のようです。 いや、やれていないことも多々あります。 が、やっているというバイアスのおかげでそう見られているのかなと。ラッキーです。 私の回答の基準になるの

          有言実行のコツは?

          サッカー選手のモチベーション維持って?

          SNSでサッカー選手のモチベーション維持ってどうしているんですか?と質問をいただいたので紐解いてみたいと思います。 そもそもモチベーションとは? モチベーションとはコンフォートゾーンに戻る力のことです。 ですので、モチベーションとはあげるも下げるもなくって感じが前提です。 ちなみにコンフォートゾーンとは、すごく簡単にいえば居心地の良い空間のことです。 このまま状態でいいやっていうなら、このままの状態のコンフォートゾーンに戻る力のモチベーションが働きますし、いや、自分は日本

          サッカー選手のモチベーション維持って?

          過去の状態に戻ってしまうカラクリ(コンフォートゾーンで説明)

          あれ?あれだけ負けなしできていたのに急に勝てなく、また失点も。。個別具体な話をしてしまうと意味がないと思いますので、ここでは私が昨年学んだ認知科学に基づいた考察をしたいと思います。 ①コンフォートゾーンについて ②コンフォートゾーンに戻ってしまう理由 ③じゃあどうすればよいか ①コンフォートゾーンについて コンフォートゾーンてのは、パフォーマンスの限界を決めるもので、簡単に言うと自分にとって快適な場所・居心地の良い場所です。居心地の良い場所ってのは「自分の無意識にとって

          過去の状態に戻ってしまうカラクリ(コンフォートゾーンで説明)

          (49)営業とは再現性のある科学

          人は案外、自分が本当にほしいもの、必要なものをわかっていないものです。 そのような時に、お客様の現状と向き合い、要望を丁寧に整理し、気づきを与えることで、「あなたの会社の商品・サービスが自分にピッタリ!」と思っていただく。 その役割を担うのが営業という職種です。 【プロセスの棚卸しと横展開によって成果を出し続けられた】 個人による属人化の追求と組織による仕組み化の両輪によって再現性がもたらされることがよくわかります。 リクルートの社内では「アタリマエ」「オモテナシ」「ア

          (49)営業とは再現性のある科学

          反対している時は、現状維持のはじまり

          自分が考えもしないことが周囲で起こります。これはよくあることです。 よくあることというか、自分では考えていなかったことなので当然といえば当然です。その時、自分のマインドはどうなっているか? もし起こった現象、起こりそうな現象に対して自分が反対している状態であれば、それは現状維持のはじまりです。はじまりというか、もう渦中です。 人間は居心地の良い空間を維持しようという生存本能があります。本能ですので、基本は抗えません。 動物として、危険な空間へ身を置くことは死の危険が伴うからで

          反対している時は、現状維持のはじまり

          サッカーを辞めた人間がサッカーの世界に戻ったわけ

          32歳手前でクビになりました。 (クビはこれで3度目。慣れてます。慣れたらあかん) サッカー選手として一流になれなかった。 だからこそ、サッカー以外の世界で一流になりたい!と、 サッカーの世界を離れた。 サッカーを離れた世界で一流とは?という問いは稚拙な私には愚問です。浅はかですね私は。 とはいえ、 一社目の星野リゾートでは3ヶ月でマネージャー(厳密にはインチャージという名の役割)、退職前には料飲統括(現地料理長)への声かけなどあり、それなりには認められていたと感じてはい

          サッカーを辞めた人間がサッカーの世界に戻ったわけ

          (48)運動脳

          【運動で、ストレス物質、コルチゾールをコントロール】 定期的に運動を続けていると、運動以外のことが原因のストレスを抱えている時でも、コルチゾールの分泌量はわずかにしか上がらなくなっていく。 【世界のストレス研究がこぞって運動の効果を発見中ー運動がおそらく最も優れた解毒剤】 運動を覚えると、コルチゾールの血中濃度が下がり、次回からはあまり上がらなくなる。またストレス反応のブレーキペダルである海馬と前頭葉が強化され、不安の引き金である扁桃体の活動が抑えられる。さらに「ニュー

          (48)運動脳

          サッカー選手が引退後、一番転用できるスキルとは?

          サッカー選手を引退してから7年が経つ。引退後、サッカーの世界を離れ一般企業へとフィールドの場をうつした私ですが、サッカーをしてきて、何が一番役に立っているのかと考えたらこのスキルなだと感じました。 「集団行動が得意!」「なんとなくスポーツしてきたから元気!」など言われますが、圧倒的にこれだ!というのをお話ししていきたいと思います。 ■ネガティブをポジティブに変換できるスキル ■「しなければならない」を「したい」に変換できる ■ネガティブをポジティブに変換できるスキル 引

          サッカー選手が引退後、一番転用できるスキルとは?

          (47)カルチャーを経営のど真ん中に据える

          【良い組織風土、悪い組織風土】 風土は自然によって規定され、そこに住む人たちの有り様を規定する。 厳しい風土もあれば比較的穏やからな風土もある。 だがそこには良い悪いの区別はない。あるがままの風土を受け入れ、適応していくしかない。 しかし 自然によってではなく、無意識的、無自覚的ではあるものの人工的に形成される組織風土には経営的に見れば良い、悪いが存在する、良い組織風土には次のような特徴がある。 ー風通しがよい、前向き、主体的、挑戦的、楽観的、協力的、開放的ー 健全な組織

          (47)カルチャーを経営のど真ん中に据える

          必ず同じ場面は訪れる。そこから逃げずに向き合うか

          昨日、supported by鋼鈑工業様のサッカー大会を山口県下松市で実施しました。 この第一回目となる大会を1から作り上げて実施出来たことは嬉しく、また関わって頂いた方々が素敵な方々ばかりだった為、良い大会になりました。 タイトルの「必ず同じ場面は訪れる。そこから逃げずに向き合うか」ですが、 その一つの場面からこのタイトルが浮かびました。 その場面とはPKの場面です。 (PKとは決着がつかない際に行われます) 20分ハーフの試合で決着しなかった為PK合戦に。 その時

          必ず同じ場面は訪れる。そこから逃げずに向き合うか

          私が私を縛っていた鎖を外そう

          私が私を縛っていた鎖を外そうとはどういうことか。 私はサッカー選手になれましたが、全く思い描いていたサッカー選手人生ではなかったせいか、私のサッカー人生を人前で話すことに抵抗を感じていました。 「誰が私の話なんか聞きたいのか」 「こんな中途半端なサッカー人生を聞かされてどうなる」 「他に日本代表までたどりついた人が話せばいい」 「講演などの機会は頼まれてするもの」と言う呪いがありました。 しかし、現在マインドセットコーチングスクールに通っていて、マインドの変化があり自分の本

          私が私を縛っていた鎖を外そう

          プロサッカー選手になれた5つの理由

          私がプロサッカー選手になれた理由を実は説明できます。 それはまさに今学んでいる認知科学のコーチングに当てはめる事ができます。 それに気づいた時、色々な人にそれを伝えたいと思いnoteに記します。 1、プロサッカー選手になると決断(現状の外のゴール設定) 実は私の場合一瞬でそうなったわけではなく決断から徐々に確信していった状態と言えます。大学一年で情けない試合をして、こんな自分嫌だと感じ、その後時間軸として2ヶ月くらい経った誕生日の時に完全に決断した状態となった。もうこの段

          プロサッカー選手になれた5つの理由