はる

わたしのすきなもの。 毎日を生きる。 filmarks http…

はる

わたしのすきなもの。 毎日を生きる。 filmarks https://filmarks.com/users/yanearukuneko1

最近の記事

振られた。でも空は綺麗。

出会ってすぐ好きだ〜!と思った男性。 優しくてかわいくて一緒にいると穏やかな気持ちになった。会うたび、会話を重ねるたび、好きだなあって思った。 3回目に会ったとき、とっても天気が良くて気持ちよくて、のんびり遅めのお昼ご飯を食べて、動物かわいいねって言って笑ったりして。幸せだなぁってすごく思って。噛み締めた、その時間。うすうす察してたのかもしれない、気づきたくないだけで。ヘアクリップが割れた。嫌な予感がした。 次いつ会える〜?忙しくて今月は厳しいかも〜!それは寂しいなあ。っ

    • 爆発的癇癪憤怒父

      父はすぐ怒る。小さなことでも、いらいらすると大きな音を出して物を投げたり、乱暴にドアを閉めたり、壁や机を殴って穴を開けたり、お皿を割ったりしてきた。 私の部屋は2階にある。飼っている愛猫は私の部屋で一緒に寝ている。猫の朝は早い。2時や3時に起きたりする。冬は寒いので5時くらい。そもそも夜行性なんだが。 一階にご飯があるので、下の扉をいつも少し開けている。自由に通れるように。 今朝、みんながまだ眠っている早朝にバタンという大きな音で目が覚めた。バタンではすまない、ドカンく

      • オレンジ

        父にオレンジを食べられそうになった。涙が溢れそうだったけれど堪えた。どうしようもなく腹が立った。オレンジを気にかけていたけれど、なかなか食べなかった私も悪いかもしれない。 友達がくれたオレンジ。 数日前、何人かの友人と夜ご飯を食べに行った。 新しい仕事にもまだ慣れておらず、次の日も朝から仕事があるし、雪もすごく降って、正直早く帰りたかった。 しかも私は車で行っていた。解散が9時くらいになってしまって、ちょうどいい電車もなく、友達を送ることになった。雪道で滑るし、去年滑って事

        • 露滴る紫陽花

          紫陽花が輝く季節。 ここ数年はアジサイ園へ毎年足を運んでいる。 雨はあまり好きではないけれど 紫陽花や 滴る水滴や 葉についているかたつむりを見ていると 心が落ち着く。 雨に打たれている紫陽花は一際美しい。

        振られた。でも空は綺麗。

          梅雨

          傘って何時代からあるんだろう。 雨が降ると傘をさしていても、風が吹けば 頑張ってセットした髪もぐしゃぐしゃになるし メイクもよれよれになるし お気に入りの靴は濡れて泥だらけになるし 洋服は裾がびしょびしょになるし。 かと言って雨が降らなければ 傘が足に絡まって転びそうになるし。 空はどんよりしていると気分もどんよりする。 スマホはどんどん進化していくのに 傘のかたちは変わらないなあといつも思う。 でも嘆いていても雨がやむわけじゃないから 素敵な傘とレイ

          広がってゆくもの

          最近は歴史を勉強している。 とは言っても中田敦彦さんのYouTube大学の 動画を合間に見ているだけなのだけれど。 でも知らないことを知るのは楽しい。 気づいたことがある。 昔の日本の人は日本がどんな形なのかを 知らなかったという事実。 昔の地球人は地球がどんな形なのかを 知らなかったという事実。 昔に生きてきた人達は今自分が生きている この世界の形を知らない。 でもそれぞれに生活があって、知らなくても 当たり前のように過ごしている。 私もまだこの世の形を知らな

          広がってゆくもの

          ろくちゃんの大冒険

          はじめまして、ろくちゃんです。 きょうはおそとへいって、くさをたべました。 あめがふってきたので、おうちにはいって ちゅーるをもらいました。 あかちゃんちゅーるをたべています。 わたちももう1ちゃいですから、ふつうの ちゅーるにしてください。おとなですから。

          ろくちゃんの大冒険

          月が綺麗ですね

          この言葉は夏目漱石にまつわる話で有名ですね。 英語教師をしていた夏目漱石が、''I love you'' の訳を聞かれ、答えたのが「月が綺麗ですね」。 私はこの言葉が好きです。美しい日本語だなと感じます。 月が綺麗だなあと思うたび、この言葉を思い出します。 一緒に月を見上げて、同じ月を綺麗だと思える人がいること。幸せはここにあると感じます。 欧米と比べると、恋愛に対して日本人はあまりオープンではないですね。 今ではだいぶ、オープンになってきてはいますが、もう少しラフになる

          月が綺麗ですね

          『イントゥ・ザ・ワイルド』

          しんどい。重たい。実話というのがまた辛い。 物や環境に恵まれていることが幸せではない。 苦しいことから逃げる。縛られているものから解放される。どこがゴールなのか、何が自由なのか。 両親への怒りや悲しみ、負の感情が原動力となっている。 いつも通りに見えた人が明日姿を消すかもしれない。 みんな平気な顔をして、だけど心はいつでも孤独や不安と戦っている。 出会った人々は主人公に寄り添おうとしているようにみえた。だけど 「アラスカへ行きたい」 「何にも頼らず自分の力で生きたい」

          『イントゥ・ザ・ワイルド』

          記憶は信用できない

          クリストファー・ノーラン監督の映画『メメント』(2000)を観ました。 まず、主演のガイ・ピアースがめちゃくちゃかっこいい。 一度観ただけでは、私の理解力じゃ全然わからなかった。 観ているうちに、だんだんと分かっていく感じ。でも解説見ないと理解できなかった。 記憶もメモも、自分の都合の良いようにしか残らない。真実は人の数ほどある。大切なのは事実を正しく記録すること。 認知心理学、対象を主観的に見て判断、解釈する。虚偽記憶。 まとめてみると、それぞれの人物の目的は

          記憶は信用できない

          『エヴァンゲリオン』最高。

          出典: エヴァンゲリオン公式Twitter 『エヴァンゲリオン』を見始めたのは最近だ。きっかけはこの映画を観たかったから。多くの人を魅了する作品に興味があったから。観終わった今、本当に出会えてよかったと心から思う。アニメで1番好きになった。 これだけ愛されて、長く続いてきた作品。生まれただけでもすごいのに、ラストをこれほどまで考えて、向き合って、終わらせてくれた感謝。 ラストはない、続いていく、といえば聞こえがいい。でもしっかりと幕を引いてくれることの凄さ。 物語にお

          『エヴァンゲリオン』最高。

          『流浪の月』を読んで。

          どうしても分かってほしいのに理解してもらえ ない。 言葉にしても伝わらない。もどかしさ。 なんで分かってくれないの!? と悔しくて何度 も泣きそうになった。 事実は人それぞれ解釈 が違うから、真実は一つではないのだと、改め て感じる。 情報に溢れる現代で、全てを鵜呑み にするのはあまりにも愚かな行為だ。 フェイク ニュースに踊らされ、真実を知らぬまま表面で 操られている人形だ。 画面越しではなく、実際 に自分の目で見たこと、感じたことが全てだ。 3人に

          『流浪の月』を読んで。

          『ノマドランド』を鑑賞して。

          やっと観ることができた。ずっと観たかった。 私は好きだなあ、自分に合っている映画だなと 思った。 まず、働くってなんのためにするんだろうと思 った。当たり前のようにみんな仕事はするけれ ど、大抵の人が人生の時間の大半を使ってい る。生きるためにはお金が必要で、お金を稼ぐ には働くしかない。 仕事が大好きな人もいれば、大嫌いな人もい る。目標があれば、そこへ向かって嫌なことも 頑張れたりするけれど、自分のやりたいことが 見つからないという人は現代にたくさん

          『ノマドランド』を鑑賞して。

          オードリー・ペプバーンへの憧れ

          出典:写真展オードリー・ヘプバーン 私が1番大好きなオードリーの写真がある。 5年ほど前に東京で買ったポストカードの写真 である。 美しいだけではなく、天真爛漫な少女のよう だ。 オードリーを知ったのは小学5年生くらいだっ た。パソコンの授業で興味のある人物について 調べて発表することがあった。 私はユニセフについて調べた。 上から見ていくと聞いたことのある名前があっ ったので調べてみた。 それがオードリーとの出会いだ。 調べれば調べるほど魅力的な人

          オードリー・ペプバーンへの憧れ

          花がある部屋

          「部屋に花を飾ることで心に余裕を持てるんです。」 と、ある女優さんがどこかで話していた。 『めぐりあう時間たち』ではメリル・ストリープ演じるクラリッサが友人のリチャードの為に花屋へ花を買いに行く。 花は私の日常である。 部屋に花を飾ると生気を得る。 部屋がぱぁっと色づき視界が華やぐ。 私の中の生きようという気持ちが強くなる。 日々刻々と過ぎていく時間の中で、花と過ごす時間はゆったりとしていて心にゆとりをもたらしてくれる。 私の人生は花と共にある。

          花がある部屋