2人のランドセルを押し入れにしまいました。

こんにちは、のっぴです。
小学生2人が完全不登校になり、ほぼほぼ家で過ごしています。

今回は、「ひとまず登校はしない」と子どもの気持ちを受け入れた時にやった儀式(?)について書いてみます。

儀式というと大袈裟ですが、ランドセルを押し入れに片付けた話です。
良ければお付き合いください。

2人とも「登校しない」選択

親も子も、1番辛い時期は乗り越え、家では割と明るく過ごしています。

「辛い時期」というのは、「どうして学校へ行けないの?」と息子・娘を追い詰めていた時期です。
常に私の頭の中は不登校の事でいっぱい。そんな私から子ども達へ向けられる視線は、まるで家にいるのが迷惑、困った存在というメッセージが感じられたと思います。

詳しくは割愛させていただきますが、色んな事があり、「登校しない」選択を受け入れられるようになりました。

子に始まり、親も「ひとまず登校はしない」という方針転換をしたものの、それでも時々、「学校に行けるか」ということを考えます。

学校へ行かない事を受け入れた証

子ども達の持ち物がまとめてあるリビングを片付けていた時、「ランドセルって場所取るな」と思いました。(カラーボックスの上にランドセルを、置いていました)

「どうせ登校しないし、押し入れにでもいれとくか。。」と思い立ってすぐ実行。
スペースが空くと見た目がすっきり。物が減る幸せを感じます。

すると不思議な事に、僅かに感じていた「登校への焦り」が薄ーくなりました。

考えてみれば、リビングに置いてあるランドセルは1日に何度も目につきます。

無意識に「学校」について気を取られていたのかもしれません。
「学校に行かなくては」と考えていたのかもしれません。

今振り返ると、ランドセルを押し入れにしまったのは、「学校に行かない選択」がしっかり受け入れる事ができた証なのだと思います。

そう、使う必要がないものを押し入れに入れたのです。
ランドセルは小学生にとってはほぼ必須アイテム。
でも今のうちには必要ないもの。

ランドセルを片付けたのは「学校へ行くべき」という今までの固定観念から脱却できた儀式です。

その日はなぜか誇らしさも感じ、涙が出ました。
あぁ、これでいいんだ。と。

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