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182. 僕はずっと失敗してきた。今までのどのビジネスでも一勝九敗くらい。唯一成功したのがユニクロです。〜柳井正〜

みなさんこんにちは。


今回は、カジュアル衣料の製造販売「ユニクロ」を中心としたファーストリテイリング代表取締役会長兼社長の柳井正さんの格言について紹介していきます。


柳井正とは

柳井正さんについてはこちらの記事でも紹介していますのでご覧ください。

1949年に山口県に生まれ、
小さい頃は普通で体育の時間など勉強以外の時間が楽しく、
父は1963年にファーストリテイリングの前身となる小郡商事株式会社を設立します。

高校ではクラスで後ろから5番目ぐらいの成績で、
苦手な数学が入試科目にない最難関の早稲田大学政治経済学部に進みました。

映画やパチンコ、麻雀でぶらぶらしており、
就職活動で大手商社を受けましたがことごとく落ちました。


進路が決まらないまま父の勧めでジャスコに入社、
家庭雑貨売場を担当しますが、働くのが嫌になり9ヶ月で退職、
半年ほど友人の家に居候し、実家の小郡商事に入社します。

12年経営に携わる中で、
紳士服などの男性衣料が中心でしたが、
洋服の青山やアオキが紳士服店が業績を伸ばしたため、
後発を避け、安価で日常的なカジュアル衣料の販売店を着想し全国展開を目指しました。

カジュアルに拘ったのは紳士服のように接客を必要としないからで、
ものが良ければ売れる店だと言います。


1984年に社長に就任、
ユニークな衣料ということで、「ユニーク・クロージング・ウェアハウス(略称ユニ・クロ)」となり、
広島に第一号店を開店します。

当時は有名ブランドを安価で販売していましたが、
ユニクロで買い物をするのは恥ずかしいという話があり、
そんな中でローファーに偽物が混じっており評判が悪くなります。

これを契機にオリジナル商品開発を始め、
その後中国地方を中心に店舗を拡大します。


1986年、「ジョルダーノ」創業者のジミーライと面談し、
「彼は、ぼくと同じ年齢。失礼を承知で言うと、パッと見は大したことないオッサンが大したことをやっているな、という感じだった。『この人にできて、ぼくにできないはずはない』。そう思った。彼からは『商売には国境がないこと、製造と販売の境がないこと」を学んだ」
そうです。


僕はずっと失敗してきた。今までのどのビジネスでも一勝九敗くらい。唯一成功したのがユニクロです。

ユニクロを立ち上げた当初も安さに目をつけて、他店より買いやすいものをと有名ブランドを安価で販売しますが、
それが顧客からは安物買いとされ、
ユニクロの買い物袋を持っているのが恥ずかしいとされます。

それもあり袋を外で入れ替えられるということもあったそうで、
顧客のためと思ってしたことが全て受け入れられる訳ではないようです。

そして、販売したローファーの中には偽物が混ざっており、
更にユニクロの評判が落ちることになります。


ただそんな中でも顧客がどうしたら喜ぶか、
顧客のことを考えた結果オリジナルの商品開発を始めます。

オリジナル商品とすることで偽物が混じることを防ぎ、
かつカジュアル衣料として自社製造とすることで価格も安価に抑えることができます。

依頼料や広告費、仲介手数料などを抑えることができるので、
顧客の手に届く時に安価で提供することができます。


ジミーライさんからも、
パッと見は大したことない自分と似たような人が凄いことをやっており、
製造と販売には境がないことを学び、
それを自身の経営と結びつけることで事業を拡張しています。


最後に

今回は、カジュアル衣料の製造販売「ユニクロ」を中心としたファーストリテイリング代表取締役会長兼社長の柳井正さんの格言について紹介してきました。


上手くいかない時、
誰から学ぶのかが大事だなと思いました。

柳井さんもジミーライさんに学んだように、
自身の経営に何が活かせるのか、
上手く行っている人からその秘訣を学び、
そのまま活かす素直さが事業の拡張にも繋がっていると思います。

そして求めることのために何度も挑戦を続けてきた、
今までのビジネスでも一勝九敗というように、
何度もトライしてきたことで行動する自分にも自負を持って取り組めたのだと思います。

そして、何度もチャレンジしてきたからこそ、
何度失敗しても絶対に諦めないという覚悟を持って成功したのがユニクロだと思います。

どうやったら成功するのか、
何度も失敗して、
悔しくて、考えて、
その中で見つけたのがジミーライさんからの助言から得たものなのだと思います。

成功するまで続ける覚悟とその努力の継続が今の結果を生み出したのだと思うと、
今の自分はまだまだチャレンジ出来ることや、
変化していけることはたくさんあるなと思います。


自分のチャレンジと変化が誰かの励みになるのなら、
今の自分でこのまま立ち止まる訳にはいかないなと感じました。

自分が最高だと思う未来を作るために、
日々の行動と全力でのチャレンジを更に続けて行こうと思います。


自分のチャレンジする姿と成果で、
人は決めたところから人生を豊かにできるということを証すために、
何度失敗しても成功した先を見て努力をし続けること、
常に変化をして最高の自分を日々更新していこうと思います。


日々理想のために努力を続けている方達へ、
このnoteが何かの励みになればと思います。


それではまたどこかで。

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