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115. 他人を押さえつけている限り、自分もそこから動くことはできない〜ジョージ・ワシントン〜

みなさんこんにちは。


今回は、初代アメリカ大統領のジョージ・ワシントンさんの格言について紹介します。

アメリカ建国の父として有名なワシントン大統領ですが、
政治活動には最後まで消極的だったそうです。

そんな中、首都ワシントンDCなど、アメリカの多くの場所がワシントンの名にちなんで付けられています。


ジョージワシントンとは

ワシントン大統領は、1732年バージニア州で生まれ、天性の指導者として成長していきました。

少年時代は、父のプランテーション経営の手伝いをしながら過ごしました。

父はワシントンさんをイギリスへ留学させたいと考えていましたが、
11歳の時に父が亡くなり、学業を続けられなくなりました。

軍隊には興味があり、14歳でイギリス海軍に入隊することを望みましたが、母の許可が降りませんでした。

その後、測量へと興味は移り、測量の仕事では入植計画を立て、新たな地を開拓していきました。

5年で測量監督となり、1750年までには1000エーカー以上の土地を所有していました。


20歳を迎え、13の植民地を支配していたイギリス国王ジョージ3世の軍隊に入隊しました。

22歳までには中佐となり、フレンチ・インディアン戦争ではフランスを相手に戦う部隊の指揮を取りました。


国王の下で従軍している間に、
植民地の兵士やイギリス軍の兵士に比べ給与の額や供給品や訓練の質が落ちており、
国王が植民地側の将校全員の階級を落とした時、ワシントンは怒って除隊しました。

戦争終結後、ワシントンはバージニアに戻り、農園種や実業家、バージニア州議会議員として過ごしました。


入植者たちは、意義知る国王が課す税や法律、刑罰は不公平だと感じ、
「ボストン茶会事件」により、アメリカ革命の口火を切りました。

入植者たちはボストン港にイギリス船の積荷の紅茶を投げ捨て、
これによってイギリスはボストン港閉鎖を課しましたが、
ワシントン大統領はそれを非難しました。

第1回大陸会議に参加し、全てのイギリス製品の不買運動を承認し、
イギリスは植民地に対する支配を強め、1775年に独立戦争が勃発しました。

ワシントン大統領は大陸軍の総司令官に任命され、
1776年、大陸会議はアメリカ独立宣言に署名し、イギリス支配からの解放を宣言しました。

独立を勝ち取ったのはこの7年後でした。

経験の少ない大陸軍を率いて、イギリス軍と戦いましたが、
ワシントン大統領の強力な指導力と決意が戦争の勝利に寄与したとされています。


1786年、新しい国の憲法を起草するための憲法制定会議で議長に選ばれ、
大統領を選出することが決められました。

ワシントン大統領が選ばれるのは当然だと思われ選出されましたが、
本人は消極的だったと言います。

バージニア州から当時の首都であったニューヨーク市に移りましたが、
独立戦争の司令官を務めた初の大統領を見ようと道中の至るところで迎えられたそうです。


ワシントン大統領の誕生日は独立戦争当時からアメリカ人に祝われるようになり、
成長する国を統治するために民主主義が適切であると証明したリーダーへの感謝の念が込められています。


他人を押さえつけている限り、自分もそこから動くことはできない

これまで紹介して来たように、ワシントン大統領は政治には消極的であるが故に、
国家を独立させ、民主主義が大事だと国民にも証明した、
強力なリーダーであることが分かります。

他人を押さえつけている限り、自分もそこから動くことはできない。

まさに、誰かを従わせようということに力を注ぐのではなく、
自分が目的のために動くからこそ、そこに人が付いてくるというのを、
まさに証明したリーダーだなと思います。


他人の意見を聞きながらも、どうあるのが正しいのかを考えながら導いていくというところに、
僕もこのようなリーダーでありたいと思いました。

自分の信念に仲間が着いてくるような、
仲間のためにできることを実行して、導くような、
そんなかっこいいリーダーに自分もなっていきたいと思います。


最後に

今回は、アメリカ初代大統領でもあり、アメリカ独立の立役者でもあるワシントン大統領について紹介して来ました。

民衆のためにどうあるべきか、
どのようなことをすれば周りが喜ぶかを考えながら、
行動に起こしてきたかっこいいリーダーだと思います。

色んな経験をしながらも、
リーダーとしてどうあるかを考えながら生き抜いて来た人は、
やはりかっこいいなと感じてしまいます。

僕もそんなリーダーたちの想いがどのようなところから来ているのか、
そしてどんな想いで行動をして来たのか、
自分に当て嵌めながら行動していきたいと思います。


それではまたどこかで。

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