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感情をコントロールしては行けない理由

感情をコントロール出来ないと
悩む人が我が元によく来訪される。

 周りは皆、冷静沈着で理性的に見え、
翻り自分は激情型で感情的に見えると。

方々にとってはクールビューティは憧れの存在のように見えると。だが私は方々に申し上げる。

『人間に、正確には多細胞生物に
感情がある理由をご存知ですか?』と。

大抵の方は小首を傾げて悩まれる、
暫く考えさせた後に回答を出す。

 『人間、正確には多細胞生物に
感情がある理由は進化の為です』

方々は余計に頭を傾げられる、
少し話が難しすぎたようである。

『細胞は刺激を受ける事により、
分派、分裂、進化をし生き永らえています。⁡

感情とは細胞に刺激を与える行為です。

それだけではありません、今の自分の気持ちを自らがそして周囲に示す為の物でもある。

其は時に危機回避や共有要素にもなる。

怒り爆発させれば周りへの牽制になります、翻り、笑顔や悲しみは時に共有を産みます。

過ぎたるは及ばざるが如しと申します。
確かに年中感情爆発させる事は
問題になりますが幸いにして感情爆発は
そう高頻度に起こる物では有りません。

何故なら其れは細胞進化を阻害するから。

貯めに貯めた感情を一気に爆発させる事で
細胞は進化するのであり年中時を問わず
爆発させていたら寧ろ細胞を疲弊させ
劣化させる事になります。

多細胞生物である人間は
其を細胞レベルで望みません。

 一見、クールビューティに見える方々も
見せないだけで 誰しも隠れて感情爆発を
させています。

そうしなければ多細胞生物は
生き永らえられないからです。

故に感情が豊かである事は
多細胞生物として優れている証であり、
それを無理に押しこめる事は不要です』と。

 大抵の人はそこで初めて得心され
笑顔で退室されます。

社会生活を送る上で
なるべく感情を表に出さないようにと、
感情をコントロールさせるメソッドを
紹介する本や動画は沢山ありますが
私はそのどれもを間違いと思います。

 感情が生まれるのには必ず理由があります。

理由がある感情を周りに合わせる為に
無理矢理封印するのは
寧ろ多細胞生物にはストレスとなり
細胞劣化を引き起こし退化します。

 本当に人として生きたいならば
感情を無理に抑圧しコントロール
しようなどとは思わない事です。


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