草葉はるね

こんにちは。日常でみたもの、感じたことをゆるく綴ります。

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最近の記事

お土産ってなんのため

「明日からの連休は旅行してきます!」「週末は帰省してきます!」などと、職場で事前に宣言する機会は多くはない。 出かけたことなんて、黙っていればバレない。 それでも人は職場の人にお土産を買い、「おやつにどうぞ〜」なんて言いながらお菓子を配ったりする。なんて優しい世界なんだろう。 お土産って、多くの場合は、楽しい旅の余韻をシェアしてくれる行為だよなあ〜と考えていた。 同時に、もらう側はくれる相手から嫌われていないと言えるかもしれない。なぜなら、私はむかし、職場でお土産を配ろ

    • 知らないことシャワー

      去年の夏から、1日のうち4時間はフリーランスの仕事をして、あとの4時間はアルバイトをするという働き方にしています。これには理由がいくつかあって、フリーランスの仕事に恵まれないタイミングでも固定収入が最低限にあると助かるというのが1つ目です。 2つ目に、複業とはいえ、できる限り10時〜16時くらいまではフリーランスの仕事用に時間を確保しておきたいというのがありました。平日の昼間に会社員をしていると、打ち合わせや取材に対応できず、できる仕事の範囲を広げにくかったからです。 3

      • グリーンカレーの思い出

        無印良品で売られているレトルトのグリーンカレーをおそらく7.8年ぶりに食べました。 手軽に食べられるのに、本格的でおいしいんですよね。 こんなに具だくさんだったっけ?こんなに辛かったのか〜。 と、満足して平らげました。 私にはグリーンカレーにかなりハマっていた時期があります。それは24歳のときで、社会人2年目だったはず。会社員で営業をしていて疲れていたので、休日は家でのんびり過ごすことも多かったと記憶しています。TSUTAYAに勢いがある時代で、休み前にはCDやDVDをレ

        • 卓上の調味料

          酒場のカウンター席についたとき、自分の目の前に調味料セットがないときがある。そういうとき、食いしん坊のみなさんはどのように対応しているのだろう。 調味料が隣の席の前にあって、お隣さんがいないときなんかは、さっと使用しやすい。 お隣さんが優しそうで、酒癖が悪くなさそうだと判断できれば、「失礼します〜」とか言って手をのばすこともある。 だが、明らかに酔っていたり、なんとなく怖そうだったりすると、手をのばさない。かといって、店員さんを呼んで、必要な調味料を求めたりもしない。

        お土産ってなんのため

          笑うへびの顔

          ※ 爬虫類が苦手な方は、読まないことをおすすめします。 なんのこっちゃなタイトルだが、私は小学校中学年の頃にへびの笑顔を見たことがある。 毎日、午後に掃除の時間があったのだけれど、その日は校舎とグラウンドの間に位置する庭の草むしりをする担当だった。 そこには丸っこくて高さ1mくらいの木がいくつも並んでいる。木の周りに生い茂っている雑草をむしろうと、木の下にもぐるようにしてしゃがんだ。目の前には木の枝がある。 なんとそこに一匹のへびがいて、ばっちりとこちらを向いていたの

          笑うへびの顔

          とびきり小さいごみ袋

          ごみ収集日の朝、家の前やマンションのごみ捨て場にごみが出される。特に燃えるごみの日は、30ℓや45ℓの袋が多い。スーパーのビニール袋の場合は、大抵ぱんぱんに詰め込まれている。 そんな中、近所に何ごみの日でも必ずとびきり小さい袋で出す家がある。500㎖のペットボトルがせいぜい3本までしか入らなそうなサイズだ。それもぱんぱんではなく、割と余裕がある状態で1袋。それがいつ見ても可愛らしい。ちょこんと置かれたごみ袋に、いつもほっこりしてしまう。 住んでいるのは、おそらく老夫婦だ。

          とびきり小さいごみ袋

          夕方の飲み屋街

          大衆酒場が好きでよく飲みにいく。食べることと飲むことが好きなのはもちろん、昔ながらの酒場の空気が好きなのだ。 そんなこともあって、飲み屋街へ立ち寄ることが多い。飲む予定でなくても、最近はどんな店が流行っているのかな〜?とぶらぶら歩くだけの日もある。そこに活気があると、散歩するだけで楽しめる。 特に、夕方の飲み屋街を歩くのが好きだ。これから楽しい晩酌がはじまるぞ〜という空気が漂っている。 お店の様子をチラチラ見ながら、「この店にする?どうする?」なんて会話をするカップルが

          夕方の飲み屋街

          白湯男子

          最近「白湯男子が急増している」というニュースをみた。コンビニで販売されているペットボトルの白湯(113円)がよく売れていて、20代・30代男性の間でもかなり飲まれているらしい。 初めて「白湯男子」という言葉を見聞きして、かつての「草食系男子」や「スイーツ男子」のような、どこかほんわかした優しい人物をイメージしたのだった。 🍙 数日後、お笑い芸人「霜降り明星」のYouTubeチャンネルを観ていた。二人が座って喋る動画だったのだが、粗品氏が座る席にコンビニの白湯が置かれてい

          道頓堀の鳩ぽっぽ

          鳩が好きか苦手かでいうと結構苦手なのだが、数ヶ月前に一羽の鳩を見かけてから、ちょっと気になる存在になった。 大阪・道頓堀でその鳩を見た。グリコの看板やかに道楽があるあたりの今は、外国人観光客でかなり賑わっている。そして、多くの観光客がたこ焼きを食べる。道頓堀といえばたこ焼きなのだろう。 歩いていたら、まん丸のたこ焼きを足で蹴って転がしながら食べている鳩がいたのだ。 それも楽しそうに。 どの辺が?と聞かれると困るのだが……。 慣れた様子で転がしているようにも見えた。ぎ

          道頓堀の鳩ぽっぽ

          食いしん坊の想い

          ここしばらく、町の飲食店を紹介する記事をよく書いている。私は食いしん坊なので、それはもう楽しんで書いている。 自分の中で守っているルールは、実際に食事をしてみてお気に入りになった店、また行きたいと思う店について書くということだ。 初めての店に事前アポをとって、記事を書くことを前提に訪問するとか、突撃訪問をして、食べる前に掲載許可をもらうようなことはしていない。掲載先を募集したりもしていない。 事前にアポをとるなら、すでに行ったことがある店だけ。飛び込みの場合は、料理の撮

          食いしん坊の想い

          お洒落な人が好き

          タイトルのとおり、私はお洒落な人が好きなのだが、好きな異性のタイプとか、そういうことではない。 お洒落な空気感をまとう人は、ものの見方が素敵な人だと思っている。ファッションにせよ、ライフスタイルにせよ、多くの選択肢から自分らしいものや心地良いと感じるものを取り入れる力が優れているように見える。 お洒落な人と話をすると、意外な趣味をもっているいることも多い。ヌーヴェルヴァーグの映画ばかり観ていたとか、果肉植物にはまっているだとか。ありきたりな趣味ではないことがよくあった。

          お洒落な人が好き

          酒呑み動画の虜です

          最近、お笑い芸人や酒呑み系YouTuberの動画にハマっている。人さまがただひたすらお酒を呑む動画って、なんであんなに面白いんだろう。 スキな酒呑み動画の条件は以下の内容に尽きる。 ①テンションが高くないこと ②ゆるさがあること ③酒に呑まれないこと ④食べ方が汚くないこと ⑤個人店かスタジオ、自宅で呑んでいること この5つに安定感がある動画を見つけると、ひたすら観てしまう。 味の感想とか、素敵な店・料理かどうか、自分が行きやすいエリアかなどは動画には求めず、空気感だけ

          酒呑み動画の虜です

          思い出すと恥ずかしい

          『あのとき、なんであんなことを言ってしまったんだろう』と思うことは、誰にでもあるのではないだろうか。 最近、思い出すと恥ずかしくなる過去の出来事がフラッシュバックしてしまったので、いっそのこと、ここで書いてみようと思う。 🍙 社会人一年目の頃、私は京都市内に住んでいた。 大学の男友達が就職で大阪に引っ越すにあたり、折りたたみ自転車が不要になるとのことで、それを譲り受けた。というのも、私は少し前に自転車泥棒にあったばかりで自転車を所持していない状況で、ラッキーだったのだ

          思い出すと恥ずかしい

          好きなお店がやってくる

          行動範囲内ではあるけれど近所とはいえない商店街に、大好きな町中華があった。歴史が長くて、個性が光るお店。年末にそこでの営業を終了されたのだけど、近くの商店街に移転することがわかった。 閉店じゃないだけでも嬉しいのに、好きな店があちらから近づいてきてくれるとは!こういうパターンは初めてのことで、ウキウキ・ソワソワ・ワクワクがとまらないなう!なのである。 どれくらいウキウキしているかは、以下のとおり。 🍙 近くの商店街のどこの場所でオープンするのかを知らないとき、改装工事

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          本って本棚の衣装だなぁ

          先日東京に行ったときに、表参道にある山陽堂書店さんに初めて入った。近くで予定があったのをきっかけに、偶然見つけた流れだった。 入ってすぐに、店内のつくりが個性的であることに気付く。半地下のような空間があったり、クラシカルな階段の上にも本がずらりと並んでいるのが見えたりして、わくわくする。週刊誌や話題の本、文庫本をはじめ、多様なジャンルの本が揃っていた。新しい本ばかりではなく、知らない本もたんまりある。 とはいえ、とても小さな本屋さんだ。大型書店のようになんでも置かれている

          本って本棚の衣装だなぁ

          TOKYOへ

          コロナ禍ぶりに東京へ行ったら、やっぱりキラキラした場所だった。以前は時々行っていたのだけど、コロナが流行って以降、実家とは逆の東方面へ行く機会がめっきり減っていた。家で済む用事なら家でいいかという思考がいまだに残っているように思う。 行くと決めた理由は、半年間受講していた宣伝会議さんの編集・ライター養成講座の最終講義と修了式があるから。ずっと講義はオンラインで受けていたのだけど、一度もリアル参加をせずに修了するのはもったいない!最後の日だけでも行ってみようか!と、前日の夕方