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試験醸造酒 -namie- を楽しむ

2021年2月より、小高の町で酒づくりをスタートしてから、約2年半。
私たちは、隣の浪江町にもうひとつの酒蔵をつくりました。
同じ福島県の浜通りという地域から、「自由な酒づくり」を発信していきたいと思っています。この浪江の醸造所で、どんなことを思い描いているのかは、詳しくはこちらのnote をご覧ください。

本格的な製造開始は今年の10月からですが、試運転も兼ねて、最初につくったお酒が、この「試験醸造酒 -namie-」です。
夏場は酒づくりをおこなわない前提の醸造所のため、冷却設備が十分でなく、発酵中のもろみの温度がどんどん上がっていってしまうトラブルも。
どういう味わいになるのか、先の読めない酒づくりで、私たちもドキドキでした。いつもよりも手がかかった分、愛おしさもひとしおです。

タイトル・デザインについて
浪江の醸造所でつくる最初のお酒は、私たちの原点でもある、ホップを使ったお酒にしました。
ラベルデザインも、はなうたホップスの要素を入れ込みつつも、新しいスタートを表現できるようなものが良いなぁと思い、出来上がったのがこちらのラベルです。
はなうたホップスの3つのみどりの丸を中心に左したにはホップ、真ん中にはお米、右下にはものづくりをしている人の手(クラフトマン)の要素が散りばめられています。
大胆にカッティングされたラベルは、遠くからみるとお花のようにも見えて、華やかな印象を与えてくれます。
今回も、こんな素敵なアイディアを形にしてくれたのは、summitの齋藤さんです。

このお酒の特徴

haccobaのメインプロダクト「はなうたホップス」のルーツである、東北のどぶろく製法 “花酛(はなもと)” をベースに新たな味わいに挑戦しました。
日本に自生するホップ「唐花草」と西洋のアロマホップを使うのと同時に、乳酸菌による乳酸発酵を取り入れています。真夏の試験醸造だったこともあり、元気よく微生物が活動したため、通常のはなうたホップスと比べると、ボディ感のある骨太な味わいとなっています。
浪江町で力強く歩み始めた最初の一歩を、ぜひ噛み締めながら味わっていただけると嬉しいです。

開栓後の保存方法

簡易的に再栓できる王冠栓を使用しておりますので、一度開けた王冠を再度蓋としてご利用可能です。
もし、ワインやシャンパン用のストッパーをお持ちの場合は、そちらで栓をしていただくことをおすすめします。
「ストッパーを持っていないけど、王冠を捨ててしまった!」という場合は、サランラップという裏技でも対応出来ますよ。瓶の口をサランラップをぴったりと被せ、首の部分を輪ゴムで止めるだけ。お試しください。

他にも素敵なアイディアがあれば、ぜひ、 #haccobaの楽しみ方 で、インスタグラムやTwitterに投稿して教えてください!
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そのほかのお酒の楽しみ方は、はこちらからご覧ください。




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