haccoba -Craft Sake Brewery-

私たち haccoba(はっこうば)は、2021年2月に福島県南相馬市小高に誕生した …

haccoba -Craft Sake Brewery-

私たち haccoba(はっこうば)は、2021年2月に福島県南相馬市小高に誕生した Craft Sake Brewery です。 https://haccoba.com/

マガジン

  • haccobaの楽しみ方

  • haccoba をつくる人びと

    2021年春、福島にあたらしい酒蔵を立ち上げる haccoba(ハッコウバ)です。 現在私たちは5人のチームで活動をしていますが、実はたくさんの「つくり手」たちが関わってくれています。 私たちのコンセプトでもある「みんなで育てる酒蔵」を、まさに一緒に育ててくれているクリエイターの方々を、ここでは紹介したいと思います。

  • 女将みずきのカレー修行日記

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1% for Fukushima, 1% for Ukraine

私たちhaccoba は、お酒の売上の1%を福島県沖地震の復興支援に、もう1%をウクライナの人道支援に継続寄付することを決めました。 ※パタゴニアさんやM&Companyさんの取り組みに影響を受け、実施にいたりました。 ■ 1% for the Planet|Patagonia ■ 1% for Ukraine|M&Company 垣根を超えて、寄り添う想像力を。自分たちが暮らす地域で起きてしまった、心が痛むできごと。 遠くの誰かが暮らす地域で起きてしまった、心が痛むでき

    • LAB33_ Pink(洋)を楽しむ

      伝統を大切にしつつも、常識に囚われないミードづくりをしている、滋賀にあるミーダリーANTELOPEさん。さまざまな素材の組み合わせで、あっと驚く味わいを生み出している彼らには、いつも刺激を受けています。 ミードには、はちみつと一緒に麦芽を使用した「ブラゴット」というスタイル(製法)があります。今回のコラボレーションでは、麦芽の代わりに米麹を使い、ANTELOPEとhaccoba、それぞれが考える「ジャパニーズブラゴット」を目指しました。 デザイン・商品名について 今回のコラ

      • LAB32_Fuuu!do を楽しむ

        「異彩を、放て。」というミッションを掲げ、この世界を隔てる先入観や常識を超え、福祉を起点に新たな文化をつくりだしている、福祉実験カンパニー「へラルボニー」。彼らとの2度目のコラボレーションが実現しました。 今回は、一般社団法人NoMAラボが取り組んでいる「なみえアートプロジェクト」との連動企画です。プロジェクト第5弾の掲出地としてhaccoba 浪江醸造所を選んでいただき、へラルボニーの作家さんが描く「なみえの記憶・なみえの未来」をそれぞれ暖簾にして醸造所の入り口に掛けさせて

        • LAB31_ I'm home! -TARAGI-

          まるで旅をするように、全国に数百か所ある生活拠点を手軽に利用できる住まいのサブスクサービス、ADDress。 haccobaがある福島県・小高にも拠点があり、一人旅やワーケーションなどでいろいろな方々がご利用されています。そんなADDressさんの繋がりで、同じく拠点のある熊本県多良木町(たらぎまち)のお酒をつくるコラボレーションが生まれました。 多良木町は、もともと「良い木が多い町」というのが語源だという話もあるほど、豊かな森林が広がっています。今回は、名産のひとつである樫

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          LAB30_ #ffffff を楽しむ

          今回のLABは、昨季の阿部酒造と卒業生による「僕たちの酒 Taisuke Sato」から2回目となる、日本酒蔵さんとのコラボレーションです。 ご一緒させていただいたのは石川県白山市にある酒蔵、吉田酒造店さん。歴史のある銘柄の「手取川」やモダン山廃で醸す「吉田蔵u」など伝統製法を大切にしながらも新しいチャレンジに取り組まれている酒蔵です。 蔵で使用する電力を全て再生可能エネルギーに切り替えることや、なるべく冷蔵設備に頼らないつくりをするなど、自然と共生する持続可能な酒づくりを行

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          LAB29_(特別編) ダンボ / フォートグリーンを楽しむ

          今回のhaccoba LAB_は、「特別編」と題して、私たちhaccobaとは一味違ったお酒をお届けします。 NYのブルックリンにオープンする、SakeBrooklyn Brewing Co.の上田睦紘さんと後藤優希さんが、haccobaの設備を利用してつくったお酒です。 今回の特別編のお酒について、上田さんよりご紹介いただきます! SakeBrooklyn Brewing Co.というNYのブルックリンにオープンする酒蔵で製造責任者をする予定です。 本当は2022年の夏

          LAB29_(特別編) ダンボ / フォートグリーンを楽しむ

          はなうたホップス2023BY_02 を楽しむ

          元々クラフトビールが大好きなメンバーが、もっとビールの要素を絡めた酒づくりができたら面白いのではないかと思い、できあがったのが今回のはなうたホップスです。 チャレンジしたのは、清酒酵母ではなく「ビール酵母」を使った製法。いつものはなうたホップスらしい味わいはそのままに、ビールの酵母を使ってお米のお酒をつくるという技術的な挑戦をしてみました。 デザイン・商品名について 今回は、通常のはなうたホップスのほかに、deleteC限定バージョンのデザインも発売します。 昨年に引き続き

          はなうたホップス2023BY_02 を楽しむ

          LAB_ Special Edition beeno buono を楽しむ

          宮城県川崎町のワイナリー・Fattoria AL FIOREさんとは、一昨年からワインの搾りかすをいただいてお米と一緒に発酵させたお酒をつくってきました。 そして今季は、なんとお米ではなく主原料にぶどうを使い、発酵過程で「バタフライピー」というハーブを入れたお酒を一緒につくりました。 バタフライピーは、熱帯地域に生息するマメ科の植物で、鮮やかな青色をしています。ハーブティーなどにしたときに、そのビビットな青色が特徴的です。今回も、バタフライピー由来の鮮やかな青色がワインに溶け

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          LAB28_TANIGAKIのおかん を楽しむ

          今年も、お燗のエンターテイナーこと、「髙崎のおかん」の店主である髙崎丈さんと一緒に「お燗を楽しむ酒」をつくりました。 今回は“EAT LOCAL LOVE YOUR NEIGHBOR “がコンセプトの兵庫県但馬にあるレストラン「TANIGAKI」さんのオリジナルドリンクで、地元特産の朝倉山椒を使った山椒レモネードと山椒レモンサワーの粕をお米と一緒に発酵させています。お米は、猪苗代で自然栽培米をつくられている、つちや農園さんの「亀の尾」を使い、お米本来の旨みを最大限に引き出す仕

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          水を編む -あいアグリ太田- を楽しむ

          普段は、お米と一緒にさまざまな素材を発酵させているhaccobaのお酒。 一方で、地元農家さんたちのお米の味、生き様を、お酒を通して最大限伝えていく "地酒" をつくりたい!そんな思いから、haccobaの原点である「花酛」でのみ副原料(唐花草)を使った、新たなシリーズを2022BYからスタートしました。 「水を編む」シリーズ第三弾の主役は、南相馬市原町区のあいアグリ太田さん。 少し前からコシヒカリで自然栽培に挑戦しており、そのお米を昨シーズンから使わせていただいておりまし

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          LAB27_ Vert を楽しむ

          「さまざまなボタニカルで香りをつくっていくクラフトジンの蒸留粕を、一緒に発酵させたらどんなお酒が生まれるんだろう」そんな好奇心から誕生した今回のお酒。豊かな自然に育まれた原料と美味しい湧き水でつくられた香り高いクラフトジン・Nozawa Ginの蒸留粕をお米と一緒に醸しました。 ジュニパーベリーだけでなく、クロモジや杉、カキドオシなど12種類のボタニカルで表現された森を思わせる香りと、お米の柔らかな味わいが合わさり、蒸留酒とはまた違った表情を生み出しています。 深い森につつま

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          はなうたホップス-2023BY No1- を楽しむ

          2021年2月にお酒づくりを開始して以来、haccobaの唯一の定番商品としてつくり続けている「はなうたホップス」。 実は、当初から、ホップの種類を変えてみたり製法を変えてみたりと、ちょっとずつ変化をしています。その違いを今まではあまりお伝えできていなかったのですが、毎回のアップデートをもっと皆さまにお伝えしたいと思い、今季からデザインも一新してお届けしたいと思います! Newデザインについて 「変化する定番酒」をビジュアルからもわかるようなラベルデザインへと変更しました

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          試験醸造酒 -namie- を楽しむ

          2021年2月より、小高の町で酒づくりをスタートしてから、約2年半。 私たちは、隣の浪江町にもうひとつの酒蔵をつくりました。 同じ福島県の浜通りという地域から、「自由な酒づくり」を発信していきたいと思っています。この浪江の醸造所で、どんなことを思い描いているのかは、詳しくはこちらのnote をご覧ください。 本格的な製造開始は今年の10月からですが、試運転も兼ねて、最初につくったお酒が、この「試験醸造酒 -namie-」です。 夏場は酒づくりをおこなわない前提の醸造所のため

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          LAB26_ カカオの夏休み を楽しむ

          haccobaLAB_ × DANDELION CHOCOLATE サンフランシスコ発のBean to Bar チョコレート専門店であるダンデライオン・チョコレートさん一緒につくる、カカオハスクを使ったお酒の第3弾。 今回は、7月にオープンした「DANDELION CHOCOLATE The Market 吉祥寺」のオープンを記念したお酒です。 チョコレートから生まれる多彩な商品がぎゅっと詰まった「マーケット」。私たちは、カカオハスクに山椒レモネード粕を掛け合わせて、暑い夏

          LAB26_ カカオの夏休み を楽しむ

          LAB25_YES & NO を楽しむ

          haccobaLAB_×スマイルズ スマイルズが「YES & NO」に込めた思い YES or No を選択せざるを得ない時もあるでしょう。 ただ意見はどちらが正しいとかではなく、必ず表裏一体。色々経験して自分の物差しができて初めて選択することができる。また白でも黒でもない曖昧さの中に、まだ見ぬ価値が隠れていることも。両者を理解し寛容でありながらも自分の意志をもてたら。そんな思いで作ったお酒です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今

          LAB25_YES & NO を楽しむ

          LAB24_ハッコーラを楽しむ

          haccobaLAB_×伊良コーラ ひとつのものが生まれるとき、同時に、役目を終えた「粕」が新たに生まれることがあります。彼らは実に様々な可能性を秘めています。 今回は、クラフトコーラ専門メーカー「伊良コーラ(いよしコーラ)」さんから“コーラ粕”をいただき、お米と一緒に発酵させて新たな味わいのお酒にチャレンジしました。 そして、スパイスや柑橘の風味豊かなこのコーラ粕に、さらに他の粕を掛け合わせることで元の味わいとは違った個性を発揮させようと試みました。1つはワインの搾りかす、

          LAB24_ハッコーラを楽しむ