見出し画像

ひとりごと6/14

片付けが子どもの頃から苦手だったなぁと思う。

引越しを1度しかしたことがないから、
とか、仕事が忙し過ぎるから、とか、
好きなものに囲まれていたいから、とか、
自分に都合のいい理由を並べていた。

"楽しみ方を知らなかっただけだよ"
"やり方を知らなかっただけ"

いつだったか言われた言葉が頭をよぎって、
今になってそうだなぁと思う。
実感を持って。

お買い物も好きだし、コレクトしてうっとりと眺める時間も好き。

けれど何がどこにあるか把握出来ていないが故、その存在すら忘れ去られているものや、コレクトして満足で使っていないもの、探すのに時間がかかるものがたくさんあった。

自分でも整っていない空間に違和感を感じていた。

自分にとってはある大きなきっかけがあり、今年の1月から本格的に片付けをはじめた。

Instagramやネットで、ひたすら無印やニトリ、IKEAを調べ、毎週のように無印に通い、見よう見まねで試みる日々。

お出かけ大好きな自分が無印以外はほとんど家にいる生活が始まり、その後になってコロナが蔓延しはじめ、更なるステイホーム期間となった。

とは言っても集中して一日中やる日もあればゆるりと休憩しながらの日もたくさんあって、6月になってようやく終盤となってきた。(遅い笑)

ここまできてやっと色々なことが体感としてわかってきた気がした。

住所のないモノが減ると、余計なノイズと行動が減り、頭の中がクリアになる。とっても。

モノが減ると無意識に選択するストレスから解放されていく気がした。

たくさんのモノを捨て(まだまだ捨てきれていないモノもある笑)、長年執着していたモノや考えを手放して、余白をつくると新しいモノが入ってくる。

これってモノや人、場所、考え、全部のことだなぁと思う。

当たり前のことなのだけど、使うものは使う場所に置く、とか、最小限の動作で取れるようにする、とか、面倒という思考が挟まない距離に置く、とかそういう当たり前だけど出来ていなかったこと、たくさんあったことに気づいた。

もう随分オトナだけれど気付いてよかったなぁ、今。

モノに住所があると、増やしたくないという意識が働き、何か新しいモノを購入しようと思った時、思い留まることが増えた。

きっと自分の思考も変わったんだなぁと気づいて嬉しくなった。こーゆー感覚、久しぶりかも。

思えば片付けって何からすればいいのか、正解もわからなくて拒否反応が出ていた。

すべてをひっくり返して、もう嫌だ〜ってなったり、一つ一つ確認せずまるっと全てを捨て去りたい!と、何度も何度も思った。

それはモノとともに思い出したくないふとした瞬間を手に取るように蘇った瞬間とか、そんな時。

けれどその逆も然りで、嬉しかったあの瞬間のあれこれを思い出してクスっとしたりもした。

色々なことが繋がっての今なのだ、と腑におちたように思えた。

なぜだかずっと文字にしたくて出来ない期間が長くあって、それがふと先週ぐらいから文字に出来るようになってきた。

それも含めてそういうことだよね、と自然なことのように思えて書き留めておきたくなった。

#日記
#ひとりごと
#コラム
#片付け
#断捨離
#ステイホーム
#言葉
#エッセイ
#モノ
#きっかけ
#余白
#note
#日常





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?