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20代の学び


オーディブル2冊目で「やりたいことが次々見つかる。
自分らしく生きている人の学びの引き出し術」を読みました。

その中で、20代、30代、40代の学びを
それぞれ書き出してみるというワークがありました。
以前書いた私の学びは、講座に行って学んだもの。

学びの引き出し術のワークで洗い出すのは、
海外旅行とかだったり、
自分がやってきたことの学びも全てです。

そこでの気づきを今日は書き留めておきたいと思います。


20代の学びは学生の頃のことと、仕事中心

医学部を24歳で卒業したので、20代の約半分は大学生です。
大学生の時はバイト、テニスの毎日でした。
テニスを5年生の夏で引退してからは、
臨床実習で医師の先輩と話すたびに
海外旅行には中々いけなくなるから、
今のうちに行っておけと
よく言われるので、海外旅行にも行きました。

学んだことを挙げて、気づきや興味、
身につけたスキルやセンスを書いていくワークでした。

海外旅行

海外旅行に行った際に、世界の仲間と一緒に旅するみたいな
ツアーに申し込んで、いろんな国の人たちと
旅行する期間もありました。
その時の気づきは、人生の楽しみ方が日本人と
少し違うように感じました。
日本人はバタバタと予定を詰め込んで、
観光地をできるだけみて回るツアーが
多いかと思います。
でも、このツアーでは夜とかにみんなで集まって、
ゲームしたり、トランプしたり、いや、日本人も友達
同志ならやるでしょうということなのですが、
なんでしょう、参加してる方々が楽しみ上手であり、
こういうシチュエーションに慣れている感じだったんですね。
見ず知らずの人たちが集まっているのに
うまく遊びをリードする人もいて、楽しく過ごしました。
そのツアーの後も、夫婦2人、違う国の別の夫婦と
待ち合わせして今度はあっちの国に行くんだとか
毎年そうやって楽しんでいるとか、お話しを聞かせてもらって、
休暇の楽しみ方自体も上手という印象を受けたんですね。
自分もこうやって楽しみたいなと思いました。
そして、当時付き合っていた彼(今の旦那ですが)と
ならこういう楽しみ方ができそうだなと
思ったのを覚えています。(この旅行に一緒には行っていません。)
海外旅行から得たスキルやセンスは、
旅行を自分で計画して実行するスケジュール調整力だったり
自分の好きな場所、行きたい場所を選び取り
そこで楽しむ力
かなと思います。

仕事

大学卒業後、すぐに医師として働き出す時代でした。
患者さんと接するコミュニケーションとか、実践なく
どうすればいいのか、先輩の動きを見て、
時に聞いてやっていくという感じでした。
多くの人が感じる社会人1年生としての大変さを感じた
時期だと思います。
そして、研修医、レジデントとなっていくのに、
病院を色々移動していくことが多いのですが、
見事1年目、2年目、3年目は別々の病院で働きました。

3年目の最後の方に結婚し、
4年目からは旦那の仕事について、東京に
行ったため、東京での病院は4年間連続で勤める
ことができました。
東京に行く時は、まだ専門医を取得できていない時期に
一旦医局から離れていくという形だったので、
当初勤務先が見つかりにくかったです。
それにまた戻ってくるなら、教授に相談した方がいいよと
周りの先生からも薦められて、
一度医局は離れるけど、おそらく戻ってきますと
教授に話して、教授の紹介で勤務先の病院を見つけたという感じでした。
そのため、まだ自分はひよっこという思いでした。
でもその病院の先生たちは温かく迎えてくれ、
頼ってくれ、自分も少しずつ成長できたし、
紹介してもらったとは言え、医局という枠でない場所でも
自分の信頼を積み上げて働いていく経験を積ませてもらいました。
私たちはマイナーな科ではあるので、
自分だけでできることが少ないこともあり、
他科の先生方と協力して診療することも多いです。
そのため、協力するスキルを身につけることが
できたと思います。
センスは、東京で勤めた病院が比較的感染症が多い病院
だったので、感染症に対するレッドフラッグに敏感
になったかなと思います。
また、上記のように勤める病院(環境)が変わっても、
やっていくセンス
のようなものも
身につけられたかなと思います。
(私は人見知りなので、初対面は緊張して
第一印象はあまりよくないことが多いと言われるのですが、
目の前の患者さんに対して一緒に対応して、
少しずつ打ち付ける
ことができるようになってきたのかなと思います。)
勤めていた東京の病院自体、当時の私の年代のレジデント
(研修医2年終わった後の3年程度の期間)
という医師が多い病院だったので、同期も多く、
いろんなところから来ていたので、
お互いの立場を尊重し、高めあう、いい雰囲気だったから
こそ力を発揮できたとも思います。

ミュージカル

いきなり、ミュージカルって、鑑賞?と思うかもしれませんが、
東京時代に舞台に出る側としてやっていました。
私を知っている人からすると、えーー?て
感じらしいですが(笑)。
病院や特別支援学校でボランティアでミュージカルをする
団体に属して、私も演じる側として出演していました。
ミュージカルは元々大好きで、
その大好きなミュージカルを病院でやっている
団体があると旦那から聞いて、観に行きました。
もう、見た瞬間感動して、これを一緒にやりたい!!と
思い、その団体に入らせていただきました。
東京にいる間、ずっとこの活動を土日にやっていて、
本当に大好きな仲間と一緒にできる大好きな活動でした。
気づきとしては、1つ目は笑顔の力はすごいということ。
2つ目はボランティアって自己犠牲の上に成り立つのだと
勝手なイメージがあったが、そうではないということ。
その団体の紹介文とかで、「自分の好きなことが、
相手の役にたつ」って書いてて、そういう形のwin-winの
ボランティアもあるんだと目から鱗でした。
3つ目の気づきは、仲間と作り上げることが自分は好き
なんだということ。
あとは、なんとはない気づきとして、
演技の上手い人は日常的なトークとかも面白いんだなぁ
と思いました。
スキルはですね、本当に演技も歌も初めてでしたし、
下手だったので、俳優スキルのようなものは身についていません。
でもハキハキ話す話しかたは少しは得られたスキルですかね。
センスは、うーんダンスを見る目でしょうか。
動く方が得意だったので。

ヨガ

今も家でアプリでやっていますが、
今回書き出してみて、そういえば、20代から
やっていたんだと改めて気づきました。
東京時代からですね。
東京時代、仕事が早く終わった日に
さっとネットで予約をとって、帰りにヨガスタジオに寄って、
家に帰るなんて、今考えると、なんか憧れるような
生活をしていましたね。
気づきは、体が硬くてもヨガはできる。
スキルは体幹の強さですかね。
センスは、ヨガなどの動きに対するセンスです。
ヨガ習い始めて、しばらくやめていた産後に
知り合いからレッスン受ける機会あった時に
あ、できるなと思っていただけたようなので。

20代学びのまとめ

学生時代のことと、仕事中心の日々でしたが、
思い返してみると、仕事の中でも、
仕事の細かいスキルはもちろん身についていますが、
その他にもコミュニケーションスキルだったり、
考え方だったりも構築された時代だったのだなと思います。

キーワードを挙げるとすれば、
仲間と何かを協力してやる力
笑顔の力を実感
環境に柔軟に適応する力

かなと思います。
30代、40代にどう繋がっていきますか、
それはまた次回以降で。


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