ハチリン

皮膚科専門医、アレルギー専門医。子育て中。皮膚のこと子育てのこと、自分の学びのことを中…

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皮膚科専門医、アレルギー専門医。子育て中。皮膚のこと子育てのこと、自分の学びのことを中心にアップしていきたいと思います。

最近の記事

舌下免疫療法とアトピー性皮膚炎

舌下免疫療法とアトピー性皮膚炎についての論文を見つけたので今日はご紹介したいと思います。 はじめに舌下免疫療法とは? アレルギー性鼻炎の唯一疾患の自然経過を修飾(つまり治せる可能性がある)できる可能性のある治療である免疫療法。 免疫療法には、皮下免疫療法と舌下免疫療法があります。 こちらは以前の舌下免疫療法についてお話しした記事。 舌下免疫療法はぜっかめんえきりょうほうと読みます。 字の如く、舌の下にお薬(ラムネのようなタブレット)を載せて、1分間保持したあと、飲み込む

    • ヨガの継続には柔軟性が必要だった!?

      さて、今日は私の学び、ヨガについてご紹介したいと思います。 この柔軟性、体の柔軟さがあればいいんですが、私は180度開脚ができるとかすごい人ではなくとも続けられたので、この場合の継続に必要だった柔軟性というのは、心や環境に対する柔軟性の方です。 以前Voicyの小川菜緒さんの放送で、なぜ音声配信を継続してこれたかという話を聞いたことがあります。 菜緒さんは、最初の導入は楽しさから入り、とにかく体を慣らして習慣化するのが大事と言っていました。 確かにと思いつつ、私は20代か

      • 2月の振り返り

        スタンドエフエムで話す方に力入れると、 なかなかnoteの更新が少しペースダウンしていますが、 でも長く記載するものはやっぱり 文章にした方が頭がまとまりますね。 スタンドエフエムでは耳で聞くので ポイントを押さえないのと、 リスナーさんが頭が混乱してしまうので、 伝えることは簡潔にしているつもりです。 なので、2月の振り返りはここでやりたいと思います。 まりっぺさんの記事を参考に 振り返りをさせてもらいました。 (まりっぺさん、ありがとうございます!) できたこと ①

        • 皮膚科地方会

          県内全体の皮膚科医が集まる勉強会にいってきました。 全国規模とかほどだとセミナーとかあるけど、 地方会と言われるものなので、 15〜20人くらいの演者が発表する 演題を聞くものです。 さらに最近はオンラインがあるものが多いので、 オンラインあると、ついオンライン参加しちゃうけど 現地参加しかなかったので、 現地参加で行ってきました。 大きい学会の教育セミナーレベルとかではないけど、 今大学病院でこういう治療をやっているとか 新しい薬を使った例とかを アップデートさせてもらえる

        舌下免疫療法とアトピー性皮膚炎

          スタンドFM開設してみて

          前回の記事でスタンドFMを開設したと書きました。 今4日目。 できるだけ、月から土は毎日配信できたらなと 思いますが、ネタが続くか、とる時間ができるか 心配はあります。 でも今年の漢字は「挑」 始めることだけが挑戦でなく、 継続の挑戦として頑張ってみようと思います。 スタンドFM始める前にこのnoteで 少しずつアウトプットを始めていたので、 アウトプットとしては少しハードルが 下がっていて、始めやすかったですが、 いくつか文字と声での発信の違いを感じたので 雑多に書き留め

          スタンドFM開設してみて

          アウトプットについて

          今年の漢字は 「挑」です。 20代、30代、40代の学びについて書いてきました。 40代だけ、すこしデリケートな内容含むため、有料にさせてもらいました。 ここから自分がどう進んでいくか、 そう考えた時に、やっぱり書くことも重要だけど、 苦手な言葉を発するというところを 乗り越えていきたいという思いが湧き出てきました。 「挑」という字を胸に 音声配信に挑戦すべく、 スタンドエフエムを開設いたしました。 今後は noteでお伝えしたいことはnoteで 話し言葉でお伝えしたいこ

          アウトプットについて

          40代の学び

          先日30代の学びを書きました。 今、40代なので、 まだ今からの部分もありますが、 40代の学びについてまとめたいと思います。 40代の学びは自分で選び取る40代になり、少しずつ自分の興味の範囲は わかってきたような気がしていましたが、 自分のやりたいのはこれだと自信持って言える わけではありませんでした。 40代はそれを探しに行っている気がします。 キーワードは軸かもしれません。 アレルギー専門医取得 アレルギーをはじめから研究していたり する先生は、大学院入って、

          40代の学び

          choco ZAPができた!

          歩いていけるくらいの近所に chocoZAPができました。 街中では見たことがあり、 気になっていたけど、生活圏内から微妙に ずれているので、あまり興味を持って いませんでした。 でも本当に近いところにできて これなら雨の日や夏に暑すぎて 外を走れない時もランニング できるかもという考えを巡らしていました。 私、スポーツジムに入ったことは あるけど、大体ヨガとかスタジオ系 しか続かず、マシーンのトレーニングは 全然続かないんです。 だからあまり関係ないと思っていたけど、

          choco ZAPができた!

          舌下免疫療法

          花粉症シーズンに入り、患者さんが 増えてきました。 いろんな相談を受けると、 やっぱりこの舌下免疫療法を おすすめしたくなります。 なぜかというと、アレルギーの治療の 多くは、誘因となるものを避けるか、 対症療法しかありません。 この舌下免疫療法を含む アレルゲン免疫療法 (舌下以外には皮下免疫療法があります) が花粉症などの 自然寛解を促す唯一と言っていい 治療法と言われています。 でも今、生産が間に合ってなくて、 スギ花粉症に対する舌下免疫療法を 新規で開始することがで

          舌下免疫療法

          ホットクックレンタルしてみて感じたこと

          ホットクックをなぜレンタルした?LINEの文字だけで家の片付けをする LINE片付けに参加し、 キッチンのモノと向き合って 大きな鍋などはほとんど使っておらず、 フライパンか小さい鍋で 代用ができることに気づき、 手放しました。 あと圧力鍋も、うーーんと悩んでいた ところ、ホットクックで 鍋と圧力鍋の2役をこなして くれるんじゃないかと考えました。 でも大きいらしいし、使わなかったら、 勿体無い。。 よし、レンタルしよう! とレンタルしました。 私が利用したのはこのサイ

          ホットクックレンタルしてみて感じたこと

          30代の学び

          先日20代の学びをnoteに書かせていただきました。 今日は30代の学びについて やったワークのまとめを書きたいと 思います。 30代の学びは環境の劇的な変化から30代を振り返ると、東京から今いる県に戻り、 さらにアメリカ留学、また日本に帰ってくるという 住む場所の変化。 出産育児による自分を取り巻く環境の変化が 大きい10年だったと思います。 環境の目まぐるしい変化 30歳になったばかりの時は、 旦那の仕事の関係で、東京にいて、 私も東京で働いていました。 そこから

          30代の学び

          美容ルーティン・・・

          美容ルーティーンと言えるほどのことをやっているか。 毎日バタバタで、朝も弁当作って、隙間で自分の 準備なので、めっちゃ手の込んだことはやりにくいです。 インスタですごく綺麗な方がやっていることほど大層なことはしていないので、聞いて聞いてと言えないのがごめんなさいという感じです。 職業柄、みんなに見られる商売道具なので、肌は大事にはしていますが。 自分が惚れ込んだ化粧品を使って、 優しく洗顔(擦らないこととっても重要)して、 基礎化粧品つけて、食事はバランスよく、 ビタミンcは

          美容ルーティン・・・

          20代の学び

          オーディブル2冊目で「やりたいことが次々見つかる。 自分らしく生きている人の学びの引き出し術」を読みました。 その中で、20代、30代、40代の学びを それぞれ書き出してみるというワークがありました。 以前書いた私の学びは、講座に行って学んだもの。 学びの引き出し術のワークで洗い出すのは、 海外旅行とかだったり、 自分がやってきたことの学びも全てです。 そこでの気づきを今日は書き留めておきたいと思います。 20代の学びは学生の頃のことと、仕事中心医学部を24歳で卒業し

          20代の学び

          ブックレビュー(?)「この夏の星を見る」

          最近読んだ本のことです。 レビューって言えるほど大したことが かけないのですが、ちょっと初挑戦に お付き合いください。 オーディブル初挑戦の時に書きましたが、 どちらかというと、ビジネス本より 小説の方が、読み進みます。 最近長男が子ども新聞でおすすめ図書とかのものを 見つけてきて、これ読みたいと言って きたものとかを買って、 一緒のものを読めたりします。 こちらは私が買った方ですが、 長男も後から読みました。 辻村深月さんの本。 本屋大賞を受賞した「かがみの孤城」も読

          ブックレビュー(?)「この夏の星を見る」

          保湿剤(市販品を選ぶ時に)

          前回の保湿剤、知っておいたほうがいい知識では、 角質の構造、バリア機能について、バリア機能を測るものについて お話させていただきました。 バリア機能を測るもの 角質水分量(ある程度多い方が水分が保持されていい状態) 経皮水分蒸散量(蒸散量が少ない方が、 水分が出て行きにくいので、いい状態) のそれぞれが適切な量であるのが、 みずみずしい皮膚ということになります。 処方薬の保湿効果の比較処方のヒルドイド®系の保湿剤はクリームが 一番保湿効果強く、次にローション、 その次にフ

          保湿剤(市販品を選ぶ時に)

          作ることだけが、料理ではない・・?

          年長の次男がマインドマップを幼稚園で作成したらしいです。 幼稚園生にして、マインドマップとは、なんて今時な幼稚園だ!って 感じですよね。 身の回りの人やことについての、あれこれを挙げてみようという マインドマップのようでした。 何を書いたの?と聞くと、 次男「ママのこと書いたんよ。ママってすごいよね。料理上手で僕の 好きなものたくさん作ってくれる。」 私「ありがとう〜!〇〇くんの好きなものはなあに?」 次男「えーとね、ソーセージとか、カレー(ポケモンレトルト)とか ご飯に

          作ることだけが、料理ではない・・?