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自分をブスだと思うのをやめた

美女の正体 (集英社文庫) 


ところ変われば美女変わる。

1人に受け入れられなかったからって、万人に拒絶されたわけじゃない。

他人はあなたのことをそんなに気にしてない。良くも悪くも。


持てるものなりに、美しくなりたいと突如思った。美容整形については「その費用は推し(=心の栄養)に回す」と思っているので、今のところ投資する予定はない。長きにわたり維持できる自信もないしキリないし。となると、今あるものでどう戦うかだと思った。

以前自分でも書いたが、やはり「年齢なり」というのはどうしてもあって、10年前の自分と比べてちゃいけないのである。どうしたって戻らない。そして枕草子の時代から「小さくて可愛いもの」がもて囃されてきたこの国において、そうじゃない私はその土俵に乗ってはいけないのである。

「小さくて可愛くないから美しくない」と思い込むのは私自身である。多分その卑屈さ、そのアティチュードが1番美しくない。

必要以上にゴージャスであろうとかセクシーであろうとする必要はないが、そのままの自分を自分が受け入れなくては私の行き場がない。自分を美しくないと思えば、あとは転がる一方だ。

なんというか、「私なんて」という思いはただの逆ナルシズムだと思ったのである。「そんなことないよ」と誰かに慰めてもらうための自己防御。しかし最初に書いた通り、他人様はそんなに人のこと気にしちゃいないのである。つまり「キレイだよ」と人に言ってもらうことを期待して生きるのは、みっともないということである。

もっと早く気付きたかったがまぁいいや。明日から清水の舞台から飛び降りる覚悟で毎日体重計に乗ります。

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