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暮らしと感情

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東京と離島で二拠点生活中の人間が、暮らしとその中で生まれる感情について近眼気味に綴るマガジンです。週に3度は更新予定。役に立つことは書きません。
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#言葉

「書かないという判断」は、自分を嫌いにならないためのもの

書きたいことがあるのに、手が動かない。そんなことが数か月に一度ある。 こんなときは焦って闇雲に書くことをやめて、大人しく「読む側」に徹する日を、丸一日作ってみる。読むものはなるべく実用書じゃなくて、エッセイとか短歌集とか小説とかだと良い。今回はひたすら『エクソフォニー』、『西の魔女が死んだ』、英語版の『夜と霧』を読んでいた。 凪のような語り口の文章に没頭するうちに「書けないけど、書かねば」という気持ちが少しずつ薄れてきて、言葉を扱うことの喜びとか、書いているときの自分の感