見出し画像

SNS離れをしているときの、インプットの在り方について

SNSをあまり見ない日々が、ここしばらく続いている。いっときTwitterやインスタを齧りつくように見ていたし発信もしていたのが、最近はメールやLINEを一日の決まった時間にチェックするとか、友人の音声配信を聴くとか、推してる作家さんの発信を見るとか、そのくらいになってきた。

わたしは何らかの教訓めいたものを完全に理解するまでに人の倍以上時間がかかる、という自覚がある。SNSもまた同様に、情報の受け取り方として必ずしもヘルシーな面ばかりではないといろいろ分かってはいても、いざ距離をとるとなると、そうしきれない自分がいた。

じゃあなぜ今回はSNS離れが上手くいっているのかというと、ひとえに「SNSに載ってるもの以上に魅力的な情報たち」の、その魅力的たる所以や有り難みを実感することができたからなんじゃないかと思う。

「SNS以上に魅力的な情報たち」例えば歌集であり、好きな人の書いた文章であり、友人の音声配信であるのだけれど、それらに触れているときの自分は大抵真剣で、いじわるな顔をしておらず、自分の根っこの部分の肥やしになるような時間を過ごせている、という実感がある。

いわば「行動の連続によって成り立つ人生」をふくふくと豊かなものにしていくために、何らかの行為にポジティブな感覚が伴うことは、わたしにとってよほど大切なことだったのだろう。以来、よく知らない人のよく分からない投稿をSNSで見て一喜一憂するようなことは、おおきく減ったのだった。

けれど、こうした感覚はアドレナリンをあまり誘発させないからか、少しでも実感を伴う行動をサボるとすぐに萎んでしまう。なのでやはり、毎日少しでもいいから、心底好き!と感じる言葉や発信に触れることが、こと情報の受容という点において自分にヘルシーな喜びを味わわせてやり続けるための、一番の方法なのだと思う。


―――――――――――――――――――――――


コーチングのクライアントさんを募集しています。
詳細についてはこちらのnoteをご確認ください▼


読んでくださりありがとうございます!いただいたサポートは、わたしの心や言葉を形作るものたちのために、ありがたく使わせていただきます。 スキを押すと、イチオシの喫茶店情報が出てくるかも。