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「ひとりラブソング」

恋の始まりとすれ違ったんだ
知らず惹かれる想いに
嘘なんてつけなかった

伸びる影 私ひとり 変わらないままで
沈む夕陽に願った 幸せを連れていかないで

あなたの声と言葉 私の傷 包み込むの
その笑顔から 哀しみなんて 消えてしまえ
隣にいなくても 私のそばにある
願うしかできないから せめて愛してもいい?


いつも近くにいた 優しい音が
永遠ならほらここに
大丈夫 ちゃんとあるよ

抱きしめて ふわり強く 潰れないように
光る蛍と踊った 軽やかに跳ねる身体ごと

あなたの愛と叫び 私の胸 締めつけるの
その瞳から 苦しみなんて消えてしまえ
不安に呼ばれた時 私も連れてって
涙で濡れた袖も一緒に 愛させてよ


あなたの枯れた声も あなたの揺れる身体も
離れないでいて いつか夕陽が沈むまで

あなたの心の奥 きっと私知らないままだ
その世界には 希望だけがありますように
あなたがくれた光 眩しく照らしてる
傷だらけだとしても ずっと愛してるよ