Q&A 年上高学歴部下

Q 年上部下が扱いにくくて困っています。年上なうえ、高学歴なので理屈で文句を言ってきます。因みに私は40代後半、部下は50代前半です。

A 上司として職場での業務処理能力が高いことを認識してもらうことが重要です。そのためには実際にあなたの能力が部下より高いことが最低限必要。上司としての資質を問われます。

 ここでは、あなたが上司としての資質を備えているという前提でお答えします。

 あなたと部下では扱う業務内容が違うはずです。担当しているレベルでソツなく仕事が出来る部下でも、上司レベルの業務はなかなか難しい、そのことを理解させるようにまず指導してみてはどうでしょう。

例えばある案件に関わる細かなデータ収集が部下の役割、部下から受け取ったデータを取りまとめて、報告あるいは活用するのがあなたの役割だとします。部下はあなたの役割を知れば、自分にはすぐにはできないと一目置くはずです。あなたの役割を部下に理解させることは、上司としての示しになりますし、各業務の役割や重要性を知る上で大切です。自分の仕事が会社にどう役立っているか知ることで、仕事に対するモチベーションも上がっていくはずです。



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