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この際リモートでどこまででもやる   Mural登場 オンラインで付箋ワーク

みなさん、リモートワーク楽しんでますか!

弊社では2年前から社員フルリモート可で業務をしています。
社内のミーティングは通常Zoomで実施してきており、お客様とのミーティングにもZoomを多用してきています。なので、このコロナの影響下でお客様の環境やご依頼いただくお仕事には変化があったもの、弊社の業務はほぼ通常運転。
とはいえ、会えるけど会わないのと、会いたくても会えないのは、同じ会わないでも同じじゃないですよね。

弊社では、普段の社内会議はオンラインで行うことがほとんどですが、四半期に一度くらいのタイミングで、全員で集まって事業の方向性や働き方について情報共有し、ディスカッションし、ワークをするような日を設けてきました。私が出産する前の石器時代の職場ではこういうの、オフィスから離れてじっくり行う「オフサイト」と呼ばれていましたが、今や、たまにリアルで会って話すことができる「オンサイト」とでもいうべきなのでしょうか。

本来は3月の最終週にやろうと考えていたこのオンサイトミーティング、コロナ対策として延期することにしまして、コンテンツごとにオンラインで進めていくことにしました。

コンテンツの一つは会社の大きな方向性を決めるOKRのプロジェクト。弊社では初めてやってみようということいなり、そのプレワークとして、弊社の役割を改めて見直してみる「ロール分析」のワークを、リモートコラボレーションツールのMural(ミューラル)というツールを使って実施しました。

リモートコラボレーションというとちょっとわかりにくいですが、要はみんなで書いたり貼ったり消したり移動したりの作業を共同で行えるウェブ上の模造紙のようなものです。同様のツールにはMiro(以前のRealtimeBoard)もあります。どちらも機能はそれほど変わらないようですが、Muralの方が開始時のチュートリアルが感覚的でシンプルで、また、テンプレートも豊富だし、デザインもおしゃれですっかり好きになってしまいました。Miroもすばらしいです。それぞれプランの特徴も違ったりしますので、比較検討してみるとよいと思います。

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テンプレートはたくさんあります(OKR用のテンプレートもありました)が、今回やりたいワークは初めから決まっていたので簡単につくりました(円を描いただけ)。

全員Zoomに参加してもらい、社長からのお話や私からのOKRプロジェクトの進め方の説明をスライドで行い、ワークは音声をZoomで共有しつつ、みんなの手元はブラウザ上のMuralの画面で作業です。

人数:8名
時間:45minくらい

<リモート付箋ワークの感想>

よかった点
・模造紙よりも広々使えるのと、なぜなのか個人の集中力が高く、同じ時間のワークでも付箋の数は断然多かったと思う。
・アウトプットとして、フワッとしたところに落ち着かず、もっとこうグルーピングしよう、ここからこういうアウトプットまで持っていこう、ということがイメージでき、予定よりたくさん時間を使った。これは、リアルワークよりもみんなが状況を冷静に捉えられていたからだと思う。
・そのままワークシートは保存できるので、あとで続きができる。
・これ多分、参加者が別々の時間にワークする非同期の状況でもできることありそう
ゴミが出ない

悪かった点
・あんまりない。まったく問題はなかった
・集中するので、結構疲れるところくらいか。

考察
とはいえ、ここまでスムーズにできたのは、弊社の全員がファシリもできるレベルでワークショップに精通していた点が大きいとは思う。

ワークシートや付箋使ったワークは、やはり、リアルの方がやりやすい、という前提があり、これまで、例えば海外の方とワークするなど特別な事情がなければあえてオンラインでやろうとする機会がなかったのですが、支障なくできるだけじゃなく、場所だけじゃなく時間の隔たりのある相手でも、あと、言葉の隔たりがある相手でもワークできそう、とかなり可能性を感じることができました。

明日はいよいよ緊急事態宣言だそうですね。会いたくても会えない状況でできないことはあるかもしれませんが、みなさん、付箋ワークはできそうです!

<追記>
HackCampではMuralを活用したオンラインアイデアソンを提供しています。詳しい事例をこちらのnoteでも紹介していますので、ぜひご覧ください!

『浜松市ささえあいハッカソン』オンラインアイデアソンのレポートhttps://note.com/hackcamp_kikui/n/na9965c9437c7

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