<旅の記録>鹿児島県南大隅町 南国の自然パワーを感じた最南端「佐多岬」への旅②ジャングル体験
こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。
先日、九州本土最南端「佐多岬」への旅の導入部分、そこに辿り着くまでのお話を書きました。今日はその続きの本題です。
↓ちなみに1話
佐多岬のジャングル体験
佐多岬は北緯31度線上に位置するとても温暖な場所だと言うことは、前の記事でも書きました。
ちょうど亜熱帯に分布する植物の北限とされている地域なので、明らかに植生は南国の雰囲気。
佐多岬への道のりは、佐多岬ロードパーク(現在は町道佐多岬公園線)を車で走ります。佐多岬の観光開発のために作られた道路で、道路沿いには南国の植栽がなされています。
そこで、誰もがウワーッと驚くであろう植物が出迎えてくれます。
ガジュマル
佐多岬ロードパークの道路沿いには、多くの南国植物が植えられていますが、一番目を引くのはこのガジュマルの樹です。
長く垂れ下がっているのは「気根」と呼ばれる根っこの一種。
そして、このガジュマルの一番大きなものが、佐多岬の広場駐車場に植わっていまして、その全貌はぜひ行って実際に見て欲しい大きさなので、今回のご紹介は全貌ではなく、そのガジュマルの幹の中の様子をご覧あれ↓
ガジュマルと同じ仲間に「アコウの木」もあります。
この樹も至る所に植わっていましたよ。
ソテツの自生地
佐多岬周辺は、ソテツの自生地としても有名な場所です。
先ほどの巨大ガジュマルの植わっているエントランス広場駐車場に車を停めて、竹の杖を片手に展望台を目指します。
そして、展望台から見下ろした岸壁には無数の自生するソテツが!!
(しかしこの日、展望台はびっくりするほどの強風で、スマホを風で持っていかれそうな勢いでして、じっくり見ることも叶わず、、写真がこれだけでございます。)
↓ソテツはとても面白い植物です
九州本土最南端の神社「御崎神社」
大きなガジュマルのあるエントランス広場駐車場から、展望台までの遊歩道の途中に、九州本土最南端の神社「御崎神社」があります。
ヤシやソテツやタブの木、シャリンバイや足元にはシダやツワブキの植る鬱蒼としたジャングルの中に突然見えてくる赤い鳥居にちょとビックリ。
まとめー佐多岬の植生
帰ってから佐多岬の植生を調べてみると、九州本土最南端だからこその面白い発見がありました。
最南端だからこそ、「この植物の南限はここですよ。」という植物も多く存在するようです。そして、もちろん「この植物の北限はここですよ。」と言う植物も存在しています。
だから、ここは日本とは思えないような、かといって完全な異国や南国とも言い切れない、不思議な空間が出来上がっているのだと感じました。
もっと写真を撮りたかったのですが、あいにくのお天気。
それなのに、なぜかエントランス広場から遊歩道を歩いて展望台への往復の間は、雨に降られなかったと言う奇跡!!
植物の神様か、神がかった姿のガジュマルやソテツたちが呼んでくれたのか、はたまた日毎の行いか。とーっても素敵な景色を見ることができました。
また行きたい。
けど、これは一人ではちょっと無理。
交代運転手を誰か誘って、またいつか(自力で歩けるうちに。)次はもっとじっくりゆっくり行けたらな。と思っています。
皆様もぜひ、鹿児島の旅の候補にご検討ください。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
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