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ワセリンで肌が荒れた人

もともと肌がセンシティブになりやすく、困った時は医療用の白色ワセリンを多用している私。刺激もなく、肌荒れも起きにくいので、乾燥が気になる時や生理前など、肌が敏感になりやすい時は必需品です。

そして、そんな私よりも大変デリケートな肌をお持ちの同居人。
アレルギーっ子で、花粉全般ダメ、大豆ダメ、牛乳ダメ、猫犬ダメ、その他もろもろダメで昔アトピーだったとフルコンボ。
そんな同居人が、秋口からところどころ皮膚に赤みが出て、皮膚が粉を吹き、見ていても痛々しい様子だったため、皮膚には保湿が1番、そして敏感な時には刺激の少ない保湿剤をたっぷり塗るべきだ!と妄信している私が同居人に医療用白色ワセリンを猛プッシュ。(黄色いワセリンより白いワセリンの方が精製度が高く、副作用が起きにくい)
同居人は医療用白色ワセリンを塗って1日目は調子が良かったのだが、2日目の夜くらいにワセリンを塗ったところが燃えるように熱いと言い、使用を中止。

2日目は目視で分かるほどワセリンを塗ったところに赤みが出ていて、結局赤みが完全に引くまで4日ほどかかりました。

自分が使っていて問題がないものでも、他の人が使えば皮膚の状態が悪化する可能性があるということを忘れて、パッチテストなど怠った結果です。

ワセリンは皮膚の表面に薄い油膜を作り、肌内部からの水分の蒸発を防ぎ、外からの刺激から保護する役割をしてくれますが、肌の水分蒸発が防がれると同時に、汗の蒸発を妨げる可能性があり、熱がこもって痒みが出てしまうことがあるそう。
接触性皮膚炎の可能性もありますが。

そもそも、自分自身が肌が弱く、他の人から勧められたお化粧品で何度肌荒れしたか分からない人生を送っておきながら、刺激のない保湿剤は誰が使っても問題がないと思っていることが大間違いでした。大反省です。

アレルギー持ちの人や乳幼児でも安全に使用できると謳われているワセリンですら、赤みが出たりアレルギー反応が出てしまう可能性があるのですから、自分に合うお化粧品を探すのは本当に大変なことです。

最近はSNSマーケティングも普及し、いろいろな方が肌荒れや毛穴に効くと言われるお化粧品を紹介していますが、化粧品検定1級取得で肌荒れに悩む方の相談に乗る機会が多い身からすると、こんな強い成分で刺激のあるお化粧品をニキビがいっぱいできてる肌に塗ったらもっと悪化しちゃうよ!と思われるようなお化粧品が世の中にはたくさんあります。
有名なインフルエンサーが紹介しているから、口コミが良いから、ノンコメドジェニックだから、などの理由で選ぶことも、もちろん悪いことではありませんが、自分で成分表を見て、この化粧品は私には合いそう、合わなさそう、などの判断はできるようになると良いですね。
今後、何十年も一緒に過ごしていく肌ですから。

同居人の肌はもう少しトライしてみたいものがあるので、もう少し経過を追いたいと思います。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。

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