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🙏テレ東60祭『祓除』の紹介&感想

11月18日に、横浜赤レンガ倉庫にて行われたテレビ東京60周年記念式典の『祓除(ふつじょ)』というイベント。

テレビ東京は今年で60周年という節目の年です。
良い61年目を迎えるために本公演は行われます。

そして、様々な映像が数多く蓄積していくテレビ局の性質上、その中には、”祓除”が必要なものも、(当然ながら)含まれております。

そこで今回、これまでに人々のあいだで穢れや禍とみなされてきた数々の映像や物品を無害化するための式典を、特別に催すことになりました。

良い61年目に必要な事として。

(テレ東60祭 ステージ&配信イベント紹介より)

今をときめくモキュメンタリーホラーのクリエイターたちが集結すると聞いて、ファンたちは色めき立ちました。

テレ東の大森時生さん、ホラー作家のさんの作品の大ファンなので、今回はどんなものを見せてくれるのかと怖怖、わくわく☺️
しかも今回は、「フェイクドキュメンタリーQ」の寺内康太郎監督と、「近畿地方のある場所について」の背筋さんも参加ですよ!
モキュメンタリーホラーのファンなら見るしかない!

Franz K Endoさんの作ったキービジュアルが、めちゃ格好いいのよね〜

……ということで、配信チケットを購入しました。

今なら、チケットぴあにて2023/12/2(土)19:00までアーカイブが視聴できます。
視聴券料金  1000円 + システム利用料 330円の、合計¥ 1330です。


イベント当日の前に、テレ東にて『祓除』の開催に関して説明する事前番組が2回放映されました。

1回目の放映内容と同じ動画が上がっていますので、もしイベント配信をこれからご覧になる方は、事前番組もチェックしておいたほうが、より楽しめるかと思います。↓

イベントの重要な人物。
祓除師の「いとう よしぴよ」氏について理解が深まりますよ〜

そして、今回のイベント賛否あるというか……
ひとくちに「ホラー」と言っても色々あるので、人によっては合わない方もいるようです。
グロテスクなものや、お化けの脅かしのようなものは無いので、その点では安心。
「ちゃんとオチが欲しい」ってタイプの人には辛いかもしれないですね。
私は大森さんと梨さんの作品には免疫あるし、考察好きなので楽しめましたが……

それでも、数々の不穏で気味の悪い映像がいくつも見られると思えば、見る価値はあると思います!



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あとは、感想を述べていきます😄
ネタバレは極力避けますが、まっさらな気持ちで配信を見たい方は、先に視聴したほうがよろしいかと。




◉感想

・まず第一の感想としては、
「予想を裏切られた……!」ですね。

事前番組を観たうえでの予想としては、「テレ東や視聴者から募った曰くつき物品の厄を、祓除師であるよしぴよ氏に集めて、まとめて処分」という、よしぴよ氏が犠牲になりそうだな〜、というストーリー。

しかし、そんなありきたりな展開にはなりませんでしたね!
視聴者たちが巻き込まれるのは想定してたんですけど、そうきたか……っていう。

・司会進行が「このテープもってないですか?」の水原アナウンサーでニヤリとしてしまった。

・紹介される曰くつきの映像が、どれも不安感を煽ってくれて良い感じ☺️
紹介される経緯とか背景を想像すると、また不穏なんですよね……

私は、夜のドライブのやつと、ノストラダムスを信じた青年のやつが好みでした。
密室での閉塞感とか、もうこっちも息が詰まりそうだった。

・それと、よしぴよ氏のキャスティングも絶妙でしたよね~
思い浮かべる、所謂「霊能力者」とは程遠い雰囲気。
「この人を信じて良いのか?」という、言語化しにくい不安感。
滑舌の悪さにより、何か重要そうな呪文を唱えてる場面で全く聞き取れないモヤモヤ感。
すべてが絡み合って、得体の知れない人物像が出来上がっている。

でも、最後にはしっかりやってくれましたね!
厄の無害化に成功しましたよ!



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イベント当日、横浜まで行った方たちは、本当寒かったろうな〜
冬の赤レンガ倉庫(しかも夜&強風)は極寒だから……!


考察はもうちょっと煮詰めたいな……
また別で記事書きます。
今回はこれにて。

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