見出し画像

え、大会期間中に選手や観客の診療にあたる医師・看護師は無報酬?

2020年の東京五輪・パラリンピックが日本の医療界に波紋を投げかけている。大会期間中に選手や観客の診療にあたる千人超の医師・看護師について、無報酬とすることを組織委員会が決めたためだ。これまで大規模なスポーツイベントは、自治体との取り決めで有償としてきた。ねじれ現象についてどう考えるのか。五輪開催地にあたる東京都医師会の猪口正孝副会長に聞いた。

#COMEMO #NIKKEI

お前は一体何を言っているんだ、と小一時間ならぬ小三時間半。
確かにインタビューに答えた何人かは

『喜んでいくんだから、いいじゃないですか』
『大会のバッジをもらえればそれで十分です』

と無報酬であることを容認しているようだったが、だからといって全員がそうではないだろう。大体、彼ら自身にも生活がある。そもそも日頃から疲れがたまりやすい職業なのだから、大会終了後にどっと疲れが押し寄せてきたらどうなることか……。

大会後に検証が必要だと東京都医師会・猪口副会長は言っているが、その前に是非、無償か有償かについて日本医師会と連携して組織委員会に再考を促してほしい。いくらなんでもあんまりだ…。

「知識欲と好奇心の尖兵」の職務を全うするため、いただいたサポートは色んな意味で色んな方面に投資させていただきます。ときどき紅茶と簿記・会計。そこそこ愉快な生態もたまにレベルUP