見出し画像

めまいと鉄

画像1


めまいには内耳の問題が多く指摘されますが、潜在性鉄欠乏を疑ってみることも必要です。

なぜなら体内のフェリチン(貯蔵鉄)が低下している潜在性鉄欠乏症によりめまいが生じている可能性があるからです。

めまいは大きく2種類

画像2

1つは立ちくらみです。
主に脳血液循環障害にともなって起こる貧血、低血圧、高血圧です。
急に立つ時にフラフラする、視野が暗くなるなどの症状が起こります。

2つめは一定方向への回転感・運動感を訴えるもの
メニエール病や頭位性めまいなどです。
内耳障害によるめまいは吐き気・嘔吐・難聴・耳鳴りを伴います。

画像3

めまいは起立時、労作時に目の前が暗くなる、頭がフラーっとすることがほとんどです。鉄欠乏性貧血があると、立ち上がりなどによる心拍出量低下や、出血量減少が低酸素症を増強させます。動脈硬化の場合は更に症状が強くなります。

めまいの多くは原因不明

めまい、メニエール病と言われても、脳に腫瘍が見つかることがあります。頭部のCTを行うこともあります。

画像4

ビタミンB群やビタミンEの不足により、赤血球が大きく作られてしまう場合や、血圧の調節がうまくいかなくなるような、自律神経失調症でも、めまい症状が出現することがあります。

画像5

画像6

原因不明のめまいで悩んでいる方は、鉄・ビタミンB群・ビタミンEなどを総合的に摂取することも必要になるかもしれません。

【オルソ鍼灸院】
芳賀 大晃(はが だいこう)
〒557-0014
大阪府大阪市西成区天下茶屋3-26-16
オルソビル4階
tel:06-6651-0223

【分子栄養療法を用いた栄養相談はコチラ】
【LINE@でお悩み相談】


いただいたサポートは世の中のためになる情報のアウトプットのための資金にさせて戴きます。