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スッタモンダヴォーズ あなたなら希望【プロローグ】

『人のせいにしておけば自分は救われるとでも思っているのかね』

「ハ!」

写し世現実世界にありながら、他人のせい、事象疾病のせい、はたまた親ガチャなどという造語を生み出し、出生のせいにする・・。それであなたは本当に救われるのだろうか?』

「・・」

『あなたは過去を生き続けている』

「え?」

『思考とは過去の記憶なのだから。同時に思考も記憶も知識も同じものだ。それらはあなたではない。そうであるのにそれらと同一化してしまっていることが問題であり、思考との同一化が不安や恐れ・・つまり苦しみの原因である』

「ハ!そうでした💦過去の知識観念から作り上げた自我自分という存在しない自分を生きておりました💦💦」

『それらは”実在”ではない。自我や自我フィルターというものはそれが存在すると思っている御方の観ている世界の要素だ。勝ち負け、善悪、正義、悪。独立した存在があるという観念。まったく幻想である・・・』

「独立した存在なんてない?個は幻想??」

『・・・。”スッタモンダ・ヴォーズ”という映画を観たことは?』

「し、知りません。観てません」

タオの助というヒトの物語だ。エピソードゼロはこちら』

『彼は真理を得ながらも闇落ちしてしまったダークサイドへ・・・。少し話そう』

「は、はい」


ヴォーズ全なる愛

それは万物に宿り、全ての存在を結びつける。
全てが存在であり、全ては一つ。

共にあれ。
共にあれ。
ヴォーズと共にあれ。


常に今ここ。
はるか彼方の天の川銀河系で。

毛ナイマスターであるマスター・サンことオジ=サン・毛ノービはこの辺境の地にて、時がくるのを待っていた。かつての友、タオの助ことタオノ=スケベイダーの闇の力はもはや強大になりすぎ、暗黒のヴォーズ支配により、宇宙の人々は「中心と在り真の自立」という存在の存在による存在意義すらも、その記憶から消えかけていた。しかし、すべてがヴォーズであるならば希望という必然も起こる。信じるべきは自身の中心。それを熟知しているスケベイダー率いるシコの軍団の魔の手が、ついにここ惑星ムチュウに忍び寄っていた。



惑星ムチュウ


スケベイダー卿、到着しました。ガラクタ自我が中心した惑星ムチュウです」

『よし。オジ=サンを探せ。必ずこの星のどこかに隠れている』

「承知しました。地上部隊を派遣!毛ナイの生き残り、オジ=サンを捕らえよ!!」

『ついでにオネーサンを見かけたら若干名、連行するのだ。よいな💜』

「・・は、はぁ」



二十年前。ムチュウのとある地。

「ねぇねぇ、オジ=サン。光術を教えてよ」

『見てなさい。・・・ふむ。君は弟と二人兄弟だね?そして君はクーリッシュのサイダー味、弟はスイカバーのメロン味が大好物だ🎵』

「!?どうして知ってるの?まぐれでしょ??」

『ははは。まぐれ偶然なんてないさ。自動。すべてはひとつの流れであり決まっている必然だ。君もいつか実在に気づくだろう✨』

じつざい??」

『言葉や知識でなく、ヴォーズだけを・・実在だけを観続けてごらん。それが唯一の真理であり、君を救うから👍』

「?」

《ジョニー!こっちきなさい》

「あ、母さんだ・・。はーい!」

《ダメじゃない、あのおじさんは少し変わってるから近づいちゃいけないっていつもいってるでしょ!》

「・・・。母さん、じつざいってなに?」

《・・ヴォーズね。そんなもの実在しないわ!ただのおとぎ話よ》

「ふーん・・」

《こんな何も信じられないような世界に・・。愛なんて・・かみさまなんていやしないんだから・・ったく》

「・・なんだか母さん、こどもみたい」

《え?》

🎵🎵🎵

ではまた💙
気が向いたら👶👌✨


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