萩三角州内で唯一現存するハス田では今、ハスの花が見頃を迎えています。
場所は萩市土原（ひじわら）、国道262号線を萩市街地方面に向かって進み、ガソリンスタンドと携帯ショップの間にある信号を左折すると両側にハス田が広がります。

萩三角州でも標高の低いエリアは古くから水田やハス田として利用され、大雨で川が氾濫した際には遊水地としての役目も果たしてきました。
1975（昭和50）年の阿武川ダム完成以降は氾濫の心配も減り、道路や大型施設、住宅として開発され現在に至ります。
昭和11年の萩市役所（当時は現在のJA山口県萩統括本部支所の位置ありました）の写真を見ると、現在は道路になっているところがかつてはハス田だったことがわかります。

ハスの花開く萩の懐かしい風景をぜひお楽しみください