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箕面こどもの森学園を見学してきました!

 こんにちは!大阪から三島に戻る新幹線の中でこの文章を書いています😃 

 
 11月15日(月)に大阪の「箕面(みのお)子どもの森学園」というところに見学に行ってきました。

 自分が設立しようと思っている学校づくりに生かすためです。


 ここは日本でも有名なオルタナティブスクール。言うなれば非認可の学校で、独自の時間割・コンセプト・カリキュラムで運営してます。


 箕面こどもの森学園は、
子どもたち1人1人の個性を何より尊重し、知性・感情・創造性などをのびやかに育てることを大切にしていて、子どもたちが1日の学習計画を自分たちで立てたり、学校のルール・校則・行事・運営についても大人が一方的に決めたりせずとにかく対話して決めるというのが大きな特徴です。

 ここでは先生は「教師」ではなく「スタッフ」と呼ばれ、上下関係ではなく、子どもとフラットな関係性が築かれていました。


 この日は、学園の創設者であり理事長である辻󠄀先生に直にお話を伺うことができ、さらに学園の中を案内していただくという、とても贅沢な時間を過ごすことができました。


 公立の学校ではなじみがあまりない「プロジェクトの時間」は、動画にもあるように、子どもたちの取り組みがバラバラです。一人一人が今知りたいこと、調べたいこと、やりたいことを追求する時間。


「学びの原点」である子どもたちの「興味・関心・好奇心」をとても大切にした学びの場でした。

学年の枠を超えて大好きな算数をどんどん進める子。
・低学年で木工に必要なのこぎりなどの道具を使いこなす子。
・大好きな料理を研究して、仲間にふるまう子。
・修学旅行の資金調達のために、フリーマーケットの計画を立てて10万円近くの収益をあげる高学年の子どもたち。


 自分の「好き」や「得意」から学びを深める子どもたちの目はとにかく輝いていました✨ 友達の活動を見るだけでも日々刺激をもらえそうだと、とにかく見ていてワクワクしたんです。


 オルタナティブスクールと聞くと、「非認可の学校」という点だけで、「特別な配慮が必要な子が行くところ」とか「学校での集団生活に適応できない子がいくところ」のようなネガティブなイメージを持つ方がいらっしゃるかもしれません。


 ただ、箕面こどもの森学園を見て思ったのは、もはやそんなのは勝手な先入観で、もし自分に子どもができたら、迷いなくこの学校に通わせるだろう。という感覚でした。


 そして辻󠄀先生の話を聞く中で感じたのは、教育観は時代に合わせて常にアップデートし続けるべきで、「自分が育ってきた環境こそが当たり前の教育である」という考えは捨てるべきだということです。


 自分の目で実際に外の世界を見て、確信に変わりました。オルタナティブスクールは、これからの日本全体の教育の質を向上させる力をもっています。


 最後に、プロジェクトの時間について辻󠄀先生が、


「興味・関心のある物について追及する時間を確保してあげると、子どもたちは夢中になって学びます。私たちは安全に配慮しつつ、その子に寄り添い見守ります。子どもが望まない限り基本的に手は出しません。たとえ失敗する未来が見えていても、じっと見守るんです。」


と話されていたのですが、これがめちゃめちゃ嬉しかった。

 

 実はこの考え方は、僕が経営するイエナオンラインアフタースクールで大事にしていることと全く一緒なんです。学びに制限をかけることがどれだけ子どもたちの学びのチャンスを奪っているか。辻󠄀先生に背中を押してもらっているようで、とても嬉しくなりました。

HP用集合写真



 今回の見学で、ここには書き表せないくらいたくさんの学びがありました。辻󠄀先生、箕面こどもの森学園のみなさん、ありがとうございました。
必ずや学校設立を実現させてみせます。また、遊びに行かせてください^^


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