見出し画像

人と出会うように、絵画と出会う。

こんにちは、haguma.です。
ほぼ一週間ぶりの投稿ですね。

実家に帰ったり、家族とお出かけをしたりなど、
なんだかんだバタバタな日々が続いていました。

今回は、先日起きた絵画との偶然の出会いについて書いていきたいと思います。


🖼 絵画との偶然の出会い

先日、私はふらっと立ち寄った本屋で運命的な出会いをしまして、
そこで一枚の絵を私のお部屋にお迎えすることになりました。

私自身、絵を描くのは苦手、というかすごく下手なのですが、鑑賞するのは好きで、美術館などにいくと絵の隅々まで見てしまいます。

その日は、ただ家族でカフェに行ってゆっくりしようということで、
カフェが併設された本屋さんに向かいました。

私の日々の生活や学校生活、友達とのことなどを話したり、
見た景色の写真を見せたり、いつも通り何気ない雑談をした後に
本でも見て帰ろうかと本屋に向かう途中・・・。

通路のところに絵がたくさん並べられていて、顔を上げると額縁に入れられた原画や複製画を含め50枚近くの絵が置いてありました。

後から聞いた話ですが、それを見た時の私は目の色が変わっていたと
祖母に言われました。(笑)
私の中でもたくさんの絵を目にした瞬間、心の中から沸々と湧いてくるものがありました。

見た時すぐは、まだどの絵画をお迎えしようか決めていませんでしたが、
その作家さんが描く世界観は私の好きな世界観でどれか一つ私にお部屋にお迎えしたいと、ただそれだけは感じていました。

🌅 その絵を選んだ理由

そんなこんなで全部の絵を見て回って、ただ一つだけずっと心に残っている絵画がありました。

その絵は、まだ夜が開けきれていないところもあれば、海の向こう側からは朝日が出てきていて、青く暗い空とオレンジで明るい朝日の光が織りなすグラエーションの上に無数の流れ星が輝いている絵でした。

この絵を最初見た時、直感でこの子だ!この子がいい!と感じました。

そんな直感でいいと思った背景には、以前私が自分を好きになり始めた頃に見た景色が関係していました。

自分が好きなものを実際に見たり、触れたり経験させることで、その時だけでも幸せを感じたり、何か心の中で感じるものがあればいいなと思っていたある夜の日、

「明日朝早起きして、金星を見に行こう。」

そう決めて日の出時間を調べ、すぐに寝た日がありました。

そして、朝6:00に飛び起きて、Teleさんの金星を爆音で聴きながら、
海まで一直線に走りました。

まだ空は暗く、でも海の向こうからは少しずつ明るくなってきている。
そんな空にひとつだけ、きらりと光る星がありました。金星です。

空のグラデーションと金星、そしてもうすぐで顔を出しそうな朝日、
船が通った後の波が堤防に打ち付けられる海の音。

その時に見て、聴いて、感じた情景が全て詰め込まれた絵だったのです。

あの時の感情は今でも忘れられなかったので、それが絵として残るこの絵画に一目惚れしました。

その絵に決まった後は、作家さんからサインまでしていただき、冷静を装っていましたが内心は興奮状態でした。

🏙 絵画をお家に迎えて感じたこと

絵画を部屋に迎えて思ったことは、絵画も人との出会いのようだな
と感じました。

ギャラリーを開催していることも知らずに寄った本屋で、
偶然出会った絵画たちと作家さん。

予測もしなかった人との偶然の出会いに似ています。

そして、何より写真や自分の目では見ることのできない世界で
描かれている絵画はすごく綺麗だなと感じます。

さいごに

私が人生で初めて部屋に絵画を迎えた日。

家に帰ってすぐに机の横に飾りました。いつでもすぐに見れるように。

真っ白い壁には、群青色の空とオレンジ色の空、
そして流れ星がとても映えています。

また新たにできた、私の大切な宝物です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?