見出し画像

不妊治療のその後に#1


日本で45万人以上の方が
不妊治療を受けているそうです。

私も不妊治療を行う
クリニックに勤務させていただいた経験がありますが、本当に心も身体も御負担があると思います。

私の中で、とてもとても思うことは

不妊治療を通して
妊娠がゴールや結果ではなく

ご夫婦がより
対話を深め

今よりも
縁を深めていけることが
目的になることに
シフトチェンジするのは
どうかな....と
思ったりします。

医学的に見れば
不妊治療という言葉から
妊娠の成立が治療の終結だと
思いますが
全てのご夫婦が妊娠成立をするわけでは
ないことを考えると...

ご夫婦が幸せであること
私は本来のゴールにするというのも
メンタル面でのゴールになる気がしました。
ゴールは、一人一人の
【幸せを感じることが出来る人生】


妊娠した場合も
ご夫婦の関係性が穏やかであれば
子育てのスタートも
どれだけ心強いことでしょう。
子育てという未知との遭遇を
一人で立ち向かわずにすむのです。

妊娠が成立しない場合でも
ご夫婦が乗り越えてようとした
そのプロセスを愛おしく思い
互いを労る関係性にも
なれるかもしれませんし、
場合によっては対話の積み重ねから
養子縁組も考えるケースも
あるかもしれません。

また対話の繰り返しで
どうしても関係性が悪くなったり
違和感を感じる場合は
別々に生きる選択をしたケースも
あるかもしれません。

ご結婚しないケースや
他にも様々な背景のケースが
ありますが、どんな形でも
プロセスを愛おしく思い
周囲の人達と
優しく穏やかな関係性
であることは
メリットが多いと思います。

どんな形であれ

ご夫婦(パートナーシップ)が
子どもがいる暮らしを望む
そんな時
見えないゴールに向かう
その険しさを
ご夫婦だけではなく
周りも優しく温かく見守ることが
できたなら
きっと
優しい暮らしが広がって行く。

そう思います。

どんな人生も
自分を大切にすることと
相手を思いやる心を育むこと

セットな気がします。

自分に優しく
人生を丁寧に生きて
笑う時間を1分でも長くとること

それが
一番大切なパートナーとの
笑い合いならば
きっと嬉しさは
何倍にも膨らむと思います。


今の時代や環境を考えて
治療に踏み出す勇気を持つのも
怖いと感じる方もいるかもしれません。

パートナーとの関係が
より縁深く
豊かになるかもしれない。
笑い合える時間が増えるかもしれない
真逆に苦労もあるかもしれないけれど
手を取り合って
支え合い、一歩ずつ進める
そう思うと
また違う風景が見えてくるかもしれません。

そんな風に
治療に取り組む
マインドセットを
変えてみるのはいかがでしょうか?

人生はたった1度と
私は思っています。

多くの人が
周りの人と良い関係でありたいと
心から願っていると思います。
この不妊治療の前も
治療中も
その後もご夫婦が笑顔で過ごせるような
そんなサポートを
noteにこれから少しずつ残せたらと
思います。

いつか
この言葉がまた本になったら
noteを読まない、読めないご夫婦にも
届けられるかも
また治療への周囲の理解が深まれば
どんな形でも、ご夫婦への
優しい眼差しが増えると思うから。

多くのご夫婦が
孤軍奮闘の日々だと思います。
だからこそ
辛くもなりやすい。
#一人じゃない です
そして
お互いが笑い合える何かを気分転換に
使いながら
プロセスを愛おしい時間に....


今日も
お読みいただき
ありがとうございます。

#創作大賞2024
#エッセイ部門
#オールカテゴリー部門
#不妊治療


この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

これからの学びに活かしていきます!ありがとうございます。