【FP1級実技試験(PART2)】即メモに次ぐ呪文
勉強を始めて序盤でつまずくところは?
答えのひとつは、「定番問題がうまくまとめられない」ではないでしょうか。
私も、茶色本の提案例と合わなくてモヤモヤしたこともありました。
いや、提案例と合わなくてもいいんですよね。これは後ほど触れます。
FP1級実技試験では、毎回必ず聞かれる定番問題が出てきます。
定番問題は以下のとおりです。
必ず出るのは5問、結構ありますよね。
勉強を始めて序盤の段階では、まずは定番問題をどう乗り越えて行くかが課題となりそうです。
この課題、「呪文」で解決するのが一つの流派(?)として知られています。
「呪文」、つまり語呂合わせです。
今回は、呪文の観点から定番問題を攻略する方法をまとめていきたいと思います。
1.呪文業界のスタンダードは?
呪文業界で最もスタンダードなのは、せいの先生の「即メモ」でしょう。
即メモとは、試験が始まった瞬間に、とにかく何も見ずに決まった単語を書きなぐる方法です。
以下の動画は、即メモを含め、本番15分間の読み取り時にどのような順番で取り組んでいけば良いか、具体的にイメージするのに大変役に立った動画です。
お時間あるときに是非ご覧ください。
↓リンク
その他、先輩note(面接体験記)を読んでいても、こちらの即メモを基に、皆さんが自分なりにアレンジして覚えているようでした(私も)。
さて、即メモはどの定番問題に対応しているのでしょうか。
2.PART1+PART2の一部は即メモで
以下は、先ほどの表です。
このうち、まずPART1は定番問題の全て(①相談内容および問題点+②FPと職業倫理)で即メモにて対応可能です。
また、PART2のうち④FPであるあなた自身が調べて確認する情報も同様に、即メモにて対応可能です。
最初は本当に呪文にしか見えないのですが、毎日、ノートに書きなぐっているうちに自然と覚えていきます。私は、会議中のヒマな時間に現権需公…と書いて覚えました。
3.PART2は新たな呪文「取家資意ラ」で対応
割とスタンダードな即メモですが、先ほど記載のとおり、全ての定番問題には対応していないことが分かります。
対応出来ていない問題は
【PART2】
③Aさんから直接聞いて確認する情報
⑤本事案に関与する専門職業家
です。
この2問にはどのように対応していけば良いでしょうか。
まず、⑤本事案に関与する専門職業家についてです。
私は、これについては何も対策を取りませんでした。理由はメジャーな専門家しかいないこと、そして、いつも決まった専門家が登場することに気づいたからです。
大抵登場するのは、
・税理士
・宅地建物取引士
・司法書士
・土地家屋調査士
・弁護士
・不動産鑑定士
・建築士
あたりです。
「まぁ、さすがに覚えられるだろ」
ということで何回も過去問演習しているうちに覚えるレベルです。また、あまり余計な暗記をしたくないという側面もありました。(脳みその容量がちっちゃい)
そして最後、③Aさんから直接聞いて確認する情報についてです。
こちらについては、呪文を作りました。
それが、「取家資意ラ」です。
(しゅかしいら!※リズミカルに唱えるのがポイント笑)
は?
という感じでしょうか。見ていきましょう。
この呪文でほとんどのケースが網羅できると思います。
これに加えて、事例によって変わっていく情報をプラスしてあげることとなります。
例えば、
といったところです。
これをノートに整理しておき、過去問演習の際にはしっかりと話せているか、話せなくてもメモを残せているか等をセルフチェックしていました。
ここで気を付けたいことは、茶色本の提案例と合っていなくても気にしないということ。
結局、提案例はあくまで提案「例」なので、一つの考え方というくらいに留めておけば問題ありません。
例えば、私はAさんから直接聞いて確認する情報にAさんの今後のライフプランを入れていると説明をしました。これは先輩noteでも皆さん同じように対応していることが確認できているため、このようにしています。
一方、茶色本の解説を見てみると、Aさんの今後のライフプランは、FPであるあなた自身が調べて確認する情報に入っています。
このように、Aさんの今後のライフプランという定番の単語一つ取ってみても、これだけ違いがあるのです。
なお、取家資意ラの活用例は体験記にまとめてありますので、お時間あるときにご覧ください。
お読みいただきありがとうございました!
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