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短歌 2024.2.16〜3.2

《パンの木歌会 提出短歌》

魚骨(うおぼね)の什器貼り紙吹き曝し街から一つファミマが消えた

ちょっと良い酒ビン拵える部屋はひとりで汚しひとりで掃除


《短歌》
ざくざくと「まごころの味」とはなんだ店員ひとりデカビスケット

目の前でちゅっちゅすんなよここ駅ぞレジ無き場所でも凛と立ちたい



<余白>
ちょっと良い酒ビン拵える部屋は
あなたがいなくて寂しいです

特に魚骨な什器
焼き魚を食べた後の皿

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