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【抜け毛】ストレスで薄毛になる!?原因や予防方法を分かりやすく解説!

「以前より抜け毛の量が増えてきた」
「排水溝に溜まる髪の毛の量が、増えた気がする」
など、抜け毛のお悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。
抜け毛は男女関係なく起きる生理現象として知られていますが、過剰な抜け毛の原因の一つに「ストレス」が挙げられます。
本記事では、ストレスと抜け毛・薄毛の関係について詳しく解説します。
ストレスによる抜け毛のメカニズムを理解し、正しい対処法を知ることで、健やかな髪を保ちましょう。


ストレスと薄毛の関係

ヒトの体はストレスを感じると緊張状態になり、自律神経のバランスを崩してしまいます。自律神経にはさまざまな役割がありますが、その一つが「血流のコントロール」です。自律神経が乱れると、血行不良などさまざまな症状を引き起こします。それにより、頭皮の血行も滞り、髪に栄養が行きわたらなくなり、抜け毛・薄毛に繋がってしまうのです。
さらに、ストレスを感じた際に急激に分泌されるホルモン(ストレスホルモン)により、健やかな髪の成長が阻害されてしまうことがあります。
ここでは、ストレスホルモンの一種である「コルチゾール」と薄毛の関係について解説します。

ストレスホルモン「コルチゾール」

コルチゾールは、副腎皮質ホルモンの一種であり、免疫物質を作る役割を担っています。通常は糖の生成や代謝の促進、免疫抑制などの働きがあり、生きるためにも必要不可欠なホルモンです。しかし、コルチゾールが過剰に増えすぎると炭水化物、脂肪、およびタンパクの代謝を抑制し、体のバランスが崩れてしまいます。
実際に、うつ病患者は通常に比べてコルチゾールの分泌が多く、濃度が高いことがわかっています。
コルチゾールの濃度が高い状態が続くと、頭皮の皮脂組織の機能低下ヘアサイクルの乱れなど、薄毛のリスクを引き起こす可能性があるのです。

薄毛のリスク

コルチゾールの働きの一つに、タンパク質を分解し、血糖値を上昇させるというものがあります。コルチゾールが増加すると、髪の栄養として欠かせないタンパク質が大量に変換されてしまうため、髪に十分な栄養がいかなくなります。栄養不足となった髪の毛は抜けやすく、薄毛のリスクに直結してしまうのです。
また、コルチゾールの分泌が増えると、比例して「エストロゲン」の分泌も抑制されます。
エストロゲンは女性ホルモンとも呼ばれ、少ないながらも男性の体内でもつくられています。エストロゲンは髪の毛のハリやコシを保つのに欠かせない成分ですが、ストレスを受けた時、脳はストレスホルモンの分泌に集中するため、エストロゲンの分泌も減ってしまいます。コルチゾールの分泌と、エストロゲンの減少により、二重で頭皮や髪に影響が出てしまうのです。
急激に症状が現れる「円形脱毛症」や、長い年月をかけて徐々に薄毛になるケースなど、薄毛になるスピードには個人差があります。いずれにせよ「抜け毛が多い」と感じた時点で、ストレスによる異常脱毛の可能性を考えてみましょう。

抜け毛の原因となるストレス

抜け毛の原因となるストレスは、いくつかの種類に分けられます。
自分の抱えているストレスの原因を正しく理解することで、ストレスの原因から離れたり、治療を進めることができます。
ここでは、それぞれの要因について詳しく解説していきます。

天候などの環境的要因

季節の変わり目には、寒暖差や気圧の変化が大きくなります。特に気圧が上下すると、内耳にある気圧センサーが脳に気圧の変化を伝え、自律神経に大きく影響を及ぼします。
自律神経が刺激されるとバランスが崩れ、ストレス反応が起こります。天候は自然現象のため順応することは難しいかもしれませんが、気圧の変化を感じたらゆっくりと休むなど、できるだけストレスを溜め込まないようにすると良いでしょう。

病気などの身体的要因

特定の病気や、体調不良によるストレスも抜け毛の原因になることがあります。また、治療のために内服している薬の副作用として、抜け毛の症状が現れることもあります。
治療中の抜け毛が気になる方は、主治医に相談するほか、専門医の診断と治療を併せて受けることで、身体的な要因による抜け毛を改善することができるかもしれません。

悩みなどの心理的要因

悩みや不安、うつ症状などは正常なヘアサイクルを乱し、抜け毛を促進させることがあります。適切なメンタルケアや専門家のサポートを受け、心理的なストレス要因から距離を取るなどの対処が必要です。

仕事などからくる社会的要因

仕事や学業のストレス、人間関係の悩みなど、人間が社会生活を営む上で生じるストレスも健やかな発毛を妨げる原因となります。ストレス管理を徹底する、働き方を見直すなど、環境を改善することが大切です。

ストレス抜け毛を予防するには

ストレスにさらされがちな現代人にとって、ストレス抜け毛は身近な問題です。しかし、こうした要因を正しく理解し、予防することで薄毛や抜け毛の症状を予防することが可能です。
ここでは、ストレス抜け毛の具体的な予防策をご紹介します。

ストレスの原因を理解する

できるだけストレスを溜めないようにするためには、「何が自分にとってストレスなのか」を正しく理解することが重要です。原因を理解することで、病院を受診したり、ストレスの原因となるものから距離をとる、などの対応が可能になります。

トリプトファンを摂る

トリプトファンは、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」や、睡眠を促す「メラトニン」という神経伝達物質の合成に必要なアミノ酸です。トリプトファンは体内で生成することができないため、食事からの摂取が必須となります。
脳の興奮を抑制、鎮静し、リラックス効果があるセロトニンは、以下のような食品に含まれています。

■トリプトファンが多く含まれている食材
・かぼちゃ
・ナッツ類
・納豆
・牛乳

トリプトファンを多く摂ることで、不眠の解消や気分の落ち込みの予防など、ストレスを溜めにくくする効果が期待できます。
摂取量の目安は、体重1kgに対して2mg程度です。体重が60kgの方の場合は120mgを目安に摂取するよう心がけましょう。

ヘアサイクルを正常化する

ストレスによって髪が抜ける原因は、「ヘアサイクル」が乱れるからです。ヘアサイクルは、髪が抜けたり生えたりを繰り返す周期のことです。通常は平均2~6年かけて成長した髪の毛は自然と脱毛し、新しい髪に生まれ変わります。
ヘアサイクルは、大きく以下の3つに分けられます。

成長期…髪が成長する段階です。髪全体の80%以上を占めます。

退行期…髪の成長に欠かせない「毛乳頭細胞」の働きが弱まった段階です。髪全体の1%程度です。

休止期…髪の成長が完全に止まった状態です。髪全体の約10~20%を占めます。

ヘアサイクルが休止期を迎え、自然と髪が抜けるのはおかしなことではありません。しかし、過度なストレスによって頭皮の環境が荒れ、ヘアサイクルが乱れてしまうと、成長期の髪が減少し、髪が十分に育たなくなってしまいます。
このままの状態で放っておくと、脱毛に偏ったヘアサイクルが続き、脱毛の量も増加します。こうした状況から脱却するには、頭皮を活性化し、ヘアサイクルを正常に戻す必要があるでしょう。
頭皮の細胞を活性化させることで、代謝を促進し、若い細胞に生まれ変わらせることができます。新しい髪を再生し、今ある髪を健やかに維持することで、ヘアサイクルの改善が見込めるでしょう。

抜け毛を改善するおすすめ対処法

抜け毛を改善するには、適切な対処方法をとることが重要です。ここでは、抜け毛改善が期待できるおすすめの対処法をご紹介します。

ヒト幹細胞培養液

ヒト幹細胞培養液は、最新の薄毛治療技術の一つです。
自己再生力を持つ「ヒト幹細胞」の培養時の上澄み液を頭皮に直接塗布することで、中に含まれている成長因子が毛母細胞に直接作用し、頭皮の活性化を促します。
薬を使わず副作用の心配もないという安全性の高さから、近年注目を集めている薄毛治療です。
ヒト幹細胞培養液による治療は、自身の細胞を活性化させることで発毛を促進するため、発毛後も抜けにくい髪が育つのが特徴です。

さらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参照してください⇓

まとめ:抜け毛の症状が気になったら、発毛サロン「ヘアティブ」へ!

発毛サロンヘアティブでは、再生医療で用いられる「ヒト幹細胞培養液」を使った、毛髪再生施術を行っています。
ヒト幹細胞培養液以外にも、浸透力と効果を高めるエレクトポレーションや、医学知識に基づいた頭ツボマッサージ、発毛効果が期待されている赤色LED照射などのメニューを組み合わせた治療で、あなたの髪の健康をサポートします。

発毛サロンヘアティブについてはこちらも参照してください。⇓


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