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更年期なんて怖くない!「幸年期」に変える方法教えます

自分なんて消えてなくなればいい。


更年期まっただ中(治療前)の私は、いつもそう思っていた。

突如として噴き出す滝汗、
自制できない激しい感情のアップダウン、
イチョウの葉のようにはらはらと抜け落ちる髪の毛、
さして食べてもいないのに増え続ける体重。

そもそも身体醜形恐怖症の気があったところに、更年期の症状が出始めた途端、日ごとに醜くなる自分を鏡で見る度、深いため息が出た。

私の主たる更年期症状は以下の5つ。
特に①、②が深刻だった。

①ホットフラッシュ
②感情の激しいアップダウン
③大量の抜け毛
④肌荒れ
⑤肥満(中性脂肪・体重・体脂肪の増加)

いちばん辛かったのはホットフラッシュ


①ホットフラッシュの症状が出て、何が困るかと言ったら人前に出るのが怖くなること。
何せ雪が降るような極寒の日でも、いきなりサウナに入ったかのような滝汗が噴き出すのだ。
それも首から上に限って。
知人や身内であればまだいいが、見知らぬ人の前でホットフラッシュの症状が出ると、どうしていいかわからなくなる。
汗を止めたいと思うと、余計に汗が出てしまい、「一人サウナ状態」になってしまうのだ。

これについてはとにかく色々試した。
紐で胸の上を縛ったり(舞妓さんのテクニックという触れ込みがあった)、首に髪がかからないよう結んだり、制汗剤をおでこに塗ったり、サプリメントや漢方薬を飲んでみたりと、それはもうあらゆることをしてみた。
しかし、残念ながら、いずれの方法も私には効かなかった。
仕方がないので、真冬でもジャケットの下はノースリーブを着て、症状が出たら脱ぐということを長らくしていた。
そのせいか、年中風邪を引いていた。

感情制御を不能にした更年期


②感情の激しいアップダウンも、とにかく参った。
電車に乗っている時、いきなり悲しみの感情に襲われ、涙が止まらなくなったことがあった。
まさに「悲しみが降ってくる」という表現がぴったり。
かと思うと、心の奥から湧き上がるような怒りの感情があらわれ、身近な人を傷つけたり、職場で上司とケンカしたりすることもあった。

元々の私はめんどくさがり屋ということもあり、できることなら争いは避けたいタイプ。
(意見とNOはハッキリ言うけど)
腹が立ったとしてもその場では言わず、しばらく怒りの感情を寝かせ、考えてから思いを伝えるのが常だ。

しかし、更年期の治療前は人が変わったかのように、感情が自制できなくなってしまった。
まるで心に制御不能な猛獣を飼っているかのように。
そして、友達、仕事仲間、そして前夫までも私から離れていった。

「もう私なんて死んだほうがいい。きっと誰も悲しまない」

そう考えるほど、私は追い詰められていた。
そんな時、看護士の友人のすすめで訪れたのが、今もなお通う婦人科である。
後にパートナードクターとなる吉野一枝先生の的確な診断・治療によって、低用量ピルを服用し、これらの症状はウソのように消えていった。
まさに更年期が「幸年期」に変わった瞬間だった。

もちろん、更年期のケアに使ったのは低用量ピルだけではない。
抜け毛対策には個人輸入で買った育毛剤を、
肌荒れには「美肌セット」なるサプリメントを、
肥満には飲み方を変える「操酒メソッド」を用いた。

老年期にさしかかった今はGMS(閉経関連泌尿生殖器症候群)のケアも怠らない。
オイルケアにモナ・リザタッチなどのフェムケア、
心を穏やかにするアロマグッズも愛用している。


更年期に増えた体重を戻し、体内年齢マイナス11歳に。目指せ、体内年齢マイナス20歳!として、体脂肪を狙って落としてる最中


今は心も穏やか。
体重は最大値より9キロ減、体脂肪は5%減、中性脂肪の値は最大値の半分となり、血液検査の数値はオールAになった。
健康を維持しながら、「幸年期」を謳歌中である。

……と、こうした更年期、老年期に関わるお話を、「世界メノポーズデー」に配信となる朝日新聞社主催のオンラインイベントにて詳しくお伝えさせていただきます。
ともにお話をしてくださるのは、産婦人科医で、ベストセラー作家でもある宋美玄先生です。

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