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パラゴンを使ったコーヒーの飲み比べ 1

経緯

先日妻と北海道旅行に行った時に「時計のない喫茶店」という店にあった。
マスターが抽出するところを見れるのだが、その時見慣れない器具を使用されていた。黒いバーのようなものにドリッパーを置き、ドリッパーとコーヒーポットの間に何か謎の物を挟んで、最初の方抽出している。

頼んだコーヒーは美味かった。浅煎り珈琲は普段そんなに飲まないが、酸味が穏やかで香りが良い。
マスターに聞いてみるとParagonという器具だと教えてくれた。
アホなので買った。

買ったからには違いがなければ困る。
というわけで何度か飲み比べをしてみようと思う。第一弾は浅煎りで試す。

条件

使用した豆 「エチオピア モカ イルガチェフェ ブナブナ ナチュラル」の浅煎り。
豊中のチッポグラフィアさんで購入。三日前に焙煎したもの。
豆はドリップ直前に挽いてる。

豆の量 32g
抽出量 500cc
温度  90℃
ドリッパー コーノ式の1−4人前対応サイズ

テイスター

俺 珈琲が好きなだけの素人。パラゴンを買った馬鹿。毎日平均400cc位は珈琲を飲んでる。普段はもっぱら中煎りか中深煎りの珈琲を飲む。

 珈琲はほとんど飲めない。紅茶党。珈琲飲むときはもっぱらカフェオレ。でも多分味覚は一番鋭い。
 珈琲党。毎朝俺の淹れた珈琲を飲むが、浅煎り嫌い、酸味ゼロが好き、アメリカンが好き、濃いのは嫌いという昨今の珈琲文化に真っ向から反対している珈琲好き。

各自の感想

便宜的にパラゴンを使用した方、使用してない方と書いているが、俺以外はブラインドで飲んでいます。

(答えを知っている)
パラゴンを使用した方が香りが濃くて、酸味が優しい。


パラゴンを使用した方が酸味が丸く、苦みも優しくて飲みやすい。


パラゴンを使ったほうが香りが強い。飲みやすい(アメリカンっぽい)のは使っていない方。

推測

違いは明確にあるようだが、好みと直結は残念ながらしなさそう。
香りが良くなるのは謳い文句そのまま、揮発する成分が珈琲にそのまま含まれたのだろうと思う。
酸味が丸くなるのは、オイルが冷やされた事によってオイルにとろみがついてオイルから感じる酸味がまろやかになる? ペーパーフィルターじゃなくて金属フィルターかネルで試した方がわかるかも。

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