かつて眼科だった一角ごうごうと蒲公英ゆれることなく更地

この投稿をしたときに、「あんまり誰にでもついていかないほうがいいですよ……」と言われたことを思い出していた。
その人はよく、迂遠なことばでわたしに「あなたはとてもばかだ」というようなことを言った。でもばかにされているわけではなかった…と思う…。少なくともそうは感じなかった。
体とこころが程遠いところにあったり、大体のことは受け入れてしまう(それは決して優れていない)こころの状態では、そういうふうに支配的でも利用してやろうというのでもなく本当のことを言ってくれる人はぴかぴかの、本物の人間の姿をしているように見えた。
自分はずーっと、自分のことを"オキアミ"みたいに思っているから、人間の姿をしている人は神さまみたいに思うことがある。
ちなみにわたしは神さまと度々言うけど信仰心はほぼない。あ、神さまだな〜というだけだ。



「怒ることありますか」というのもよく聞かれるんだけど、普通にそっと人と関わりを断つし(これは怒ったとき限定ではなくて100パーセント自分の心の負目というときもある、すみません…)、嫌いな芸人とかめっちゃいる。



自分が東京に住むようになって、初めて見たもののひとつに「団地」がある。
もちろん電車やバスなどの車内から見たことはあったのだけど、近づいたことはなかったから。少し前、数年前に団地で写真を撮ってもらいました。思い出です。



かつて眼科だった一角ごうごうと蒲公英ゆれることなく更地
/湯島はじめ

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