わたしの筆はかつてだれかのためのもの白い帆船ひと息に描く


オルゴールや自然音の鳴る機械が内蔵されたぬいぐるみを、こどもに、といただいて最近寝るときにいつも波の音を聴いている。
そんなわけでわたしはこの何週間か水辺の夢ばかり見るのだけど、これまでに海を見たことがないこどもは何の夢を見るのだろう。

ちなみに「胎内音」というのもあって、こちらのほうは逆にこどもの方が鮮明な夢を見られるのかもしれない。


最近本当に記憶の"消耗"が著しいです……。
しばらく会えていない友人が多くなってきて、久しぶりに会えたらまた初めましてというくらいの深度の会話をしてしまいそう。すみません……。
そんな中でもなぜか絶対に忘れないことというのもあって、その人が好きな絵とか、どんな学問を専攻して研究をしていたかとか、そういうことは結構覚えていたりもする。


わたしの筆はかつてだれかのためのもの白い帆船ひと息に描く
/湯島はじめ

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